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グルタチオンは3つのアミノ酸(グルタミン酸、システイン、グリシン)から作られます。身体の中でも肝臓をはじめ多くの細胞にあって、身体のサビ取り(抗酸化)やデトックスによる健康の維持や、美白やアンチエイジング効果があるとして注目されています。

グルタチオン治療がおすすめの方

・慢性的な疲労やストレスのある方
・タバコを吸う方、たくさんお酒を飲む方
・睡眠時間が不規則だったり、食生活のバランスが乱れている方
・肌荒れのある方、美容、美白、エイジングケアをご希望の方
・生活習慣病や認知症の予防をご希望の方

老化や病気を防ぐグルタチオンの働き

グルタチオンは体内で作られる強力な抗酸化物質です。肝臓や皮膚、目など全身のあらゆる細胞・組織に存在して、多くの働きを担っています。

・酸化ストレスの低下
・疲労改善、生活習慣病予防
・アンチエイジング
・肝機能障害の予防
・白内障予防
・メラニン抑制による美白、肝斑のの抑制
・免疫力の向上・デトックス   など

強力な抗酸化 アンチエイジング効果

一番大きな働きは身体のサビ取り、すなわち抗酸化力です。酸化ストレスは細胞やDNAを傷つけることで老化や疲労などの症状の原因となります。最近では認知症やパーキンソン病とグルタチオンに関わる報告も多く上がっています。※¹ ² ³

グルタチオンはあらゆる細胞に存在して最前線でこの酸化ストレスと戦っています。さらにグルタチオンには、サビ取りに使用されたビタミンCなどの抗酸化物質を元の形に戻してリサイクルする働きもあり、抗酸化による予防医療や老化の予防、アンチエイジングケアになくてはならない物質です。

抗酸化について詳しくはこちらをご覧ください。


解毒の働き 主要なデトックス物質

解毒もグルタチオンの主要な働きの一つです。飲みすぎた次の日に二日酔い。原因はアルコールを代謝する際に出来るアセトアルデヒドといわれており、グルタチオンはこれを無害化することで肝臓の機能改善に役立ちます。ちなみに、アセトアルデヒドは発がん性があり、アルコールの代謝の際だけでなく、タバコ煙からも高濃度のアセトアルデヒドが検出されます。そのためグルタチオンは間接的にがん予防にも関わっています。※⁴

また、グルタチオンは重金属の排泄・解毒を行う代謝にも関わっており、重金属による障害を未然に防いでいます。

詳しくはこちらをご覧ください。


美白効果 メラニンを抑制する働き

女性にとって美白とは魅力的なものです。グルタチオンはシミ、そばかす、肝斑の原因となるメラニンを抑制する働きがあると言われています。


グルタチオンが不足しやすい方

グルタチオンは基本的には、体内の全身の細胞で作られて働いています。しかし、加齢とともに作られる量は低下していくことが分かっています。20代をピークに、45歳ごろ弱まり始めて、60歳から急激に低下します。グルタチオンの低下は前にご紹介したような働きが悪くなり、慢性的な疲労や老化の進行などの原因となります。※⁵

その他に、年齢と関係なくグルタチオンを消耗する原因には以下のようなものがあります。該当する方は、グルタチオンの消耗により体調や気分の不調の原因となっているかもしれません。

・40歳以上の方
・重金属(水銀、アルミニウム、カドミウム)
・農薬や防腐剤、着色料などの添加物
・喫煙、大量の飲酒・ストレス
・感染症や慢性疾患
・食生活や睡眠など生活習慣の乱れ
・抗生物質や薬の過剰な摂取
・過剰な運動


グルタチオンを多く含む食品

グルタチオンは食材にも含まれています。不足しやすい方の項目に該当するものが多い方は意識して取り入れてみることをお勧めします。

レバー、肉類、アスパラガス、ほうれん草、ブロッコリー、アボカド、トマトなど


当院で実施している治療

料金

・アンチエイジング点滴…¥10,000

・ストロング点滴…¥8,000

・デトックス点滴…¥7,000

・グルタチオン注射…¥1,000

別途診察料(初診¥3,500 / 再診¥1,000)が必要になります。

金額はすべて税込み価格です。

所用時間

各種点滴:1時間~1時間30分

注射:15分~30分

※グルタチオンの副作用として動悸、気分が悪くなる、発疹などがあります。

おすすめの頻度

効果の持続は、数日~2週間程度と考えられるため、1~2週間に1回のペースがおすすめです。目的によって頻度が変わるため、診察時に医師へご相談ください。

まとめ

グルタチオンは体内で作られ全身の細胞で私たちの健康を支えています。年を取るごとに作られる量は減少していき、不定愁訴などの症状の原因になったりします。他にも生活習慣の乱れから消耗して同様に様々な症状が出る原因となる事があります。グルタチオンが不足しやすい方として挙げた項目に当てはまる方は日頃の生活から少しづつ変えていくことをおすすめします。


参考文献

※¹The emerging role of glutathione in Alzheimer's disease(外部サイト)

※²Cognitive Improvement with Glutathione Supplement in Alzheimer's Disease: A Way Forward(外部サイト)

※³Glutathione Metabolism and Parkinson’s Disease(外部サイト)

※⁴アセトアルデヒド-eヘルスネット(外部サイト)

※⁵Low blood glutathione levels in healthy aging adults(外部サイト)

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