還暦の旧正月を迎え、花の最期に想いを寄せる

旧暦では今日が元日。
あけましておめでとうございます。
今年は癸卯みずのとう。
私が生まれた1963年も癸卯。還暦です。
60もある干支えとのスタンプラリーを終え、2巡目に入った私。
この1年に亡くなった方々のことを思い返しています。

同年代の方が多い。
お仕事ご一緒させていただいたことがある芸人さん、ヒット曲を今でもあざやかに思い出せる俳優さん、パーティーでお見かけしたこともある華のあるタレントさん……訃報を耳にした時、私は愕然とするばかりでした。

YouTubeで動画を見たり、ラジオからの追悼曲を聴いたりしていたら、歌が一首浮かびました。

卯の花は腐れ菊凍て椿落ち桜蕊降る 花の最期よ

卯の花

広辞苑　第七版

オールカラー　よくわかる俳句歳時記　石 寒太=編著

ハンディ版 オールカラー よくわかる俳句歳時記

「自分もいつ死んでもおかしくない」と思う日々。
noteの過去記事を振り返っていたら、去年の春、こんなことを綴っていました。

この世にしがみつく気満々の自分を思い出し、あきれつつホッとしてしまいました。

令和5年も生きることに執着していきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

すべての方々にいい1年となりますように！