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赤トンボとカナカナの立秋を満喫していたら夏に逆襲されてしまった……

今日は立秋でした。

そよりともせいで秋たつ事かいの

鬼貫

鬼貫おにつらは江戸中期の俳人。
「風がそよとも吹かないのに秋になったと言えるんかい!」
という感じですか。

今日も暑くて、まさにこの句の通りでしたが、

渋谷 夕方5時過ぎ

空には秋を思わせる雲が浮かんでいました。

代々木公園では今年初めて秋茜の舞に逢い、

ペンタス 秋茜の画像が撮れなかったので代わりに赤い花で

明治神宮では蜩の初音を聞きました。

カナカナの響きが降り注ぐ明治神宮 秋へと続く道のよう

「立秋にふさわしい一日だなあ」と心でうなずきながら歩いていると、新宿駅近くの踏み切りを渡ったところで、びっくり!

泰山木が咲いている!

初夏に咲く花です。俳句では夏の季語です。

私は月に一、二度、この踏み切りを通りますが、確か今年の5月にも咲いていたはず。

それから3か月。暦では秋になったのに、まだ開いているなんて……。

泰山木には芳香があるのでそばに寄ってみましたが、匂いは感じられませんでした。時期を外した花だから……ですかね?

秋の泰山木。今年はやっぱり異常です。

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