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晩春の月を糧にして春土用を乗り切る

旧暦三月は晩春。明日は春の土用の入りです。
季節の変わり目。体調を崩しやすい時です。

立夏まで18日間。
乗り切る力を授けてやろうとばかりに大きな月が昇ってきました。

八重桜のそばで見上げて、

雲にまがふ花のしたにてながむれば おぼろに月は見ゆるなりけり

西行法師

を追体験しました。

夕食をとり、再び外に出て見上げると、

月もクレーンで一息ついていました。

白いものを食べるといいらしい春土用。
一足先に心のかてになってくれた白い月でした。

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