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ワンポイントマクロ

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ちょっとしたテクニックです。エクセルマクロを作るうえで、知らなくても問題ないコードや書き方などについてご紹介しています。余裕がある人は使って得する内容ですのでマクロを書くときに取…
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ワンポイントマクロ10-マクロ実行後のExcelシート

ワンポイントマクロ10-マクロ実行後のExcelシート

皆さんこんにちは。
今回はマクロ実行後のExcelシートの見た目がやりっぱなしの状態になってませんか?というお話です。
次の図は、マクロルーティン#14(値貼り付け)で書いたマクロを実行した後のExcelシートの状態です。

★実行したマクロ

・D列は選択コピーされて点滅している状態
・F列は列ごと貼りつけられて、選択されたままになっています。

実行後のExcelシートは見た目がきれいな状態に

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ワンポイントマクロ9-わかりやすいマクロ!

ワンポイントマクロ9-わかりやすいマクロ!

皆さんこんにちは。
今回は、「マクロの記録」を利用して出来上がったマクロを見やすく、解読しやすいマクロに書き変えるポイントをご紹介します!
前回の記事(ワンポイントマクロ8-マクロの記録ポイント)で書き変えた記録マクロを使ってご説明します。

◆イメージ

◆前回の完成マクロ

まず、このマクロをみて気になるのはWorksheets("記録")という同じシートを指定する部分が3か所も続けて書かれて

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ワンポイントマクロ8-マクロの記録ポイント

ワンポイントマクロ8-マクロの記録ポイント

皆さんこんにちは。
「マクロの記録」で書いたコードがうまく使えないことってありますよね。
そんなときに、ココを書き変えるだけでうまく使えるマクロになりますよっ。というポイントをご紹介します。

前回の<ワンポイントマクロ7-マクロを書いてもらおう!>でマクロの記録をご紹介しました。内容は「必要なデータだけを別シートにまとめる。」ということで、イメージ図とできたマクロが以下のとおりです。

◆イメー

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ワンポイントマクロ7-マクロを書いてもらおう!

ワンポイントマクロ7-マクロを書いてもらおう!

皆さんこんにちは!
今回はマクロの見本を取得する方法をご紹介します。

◆書いてもらうマクロの内容必要なデータだけを別シートにまとめる。

関連資料<マクロルーティン#16(指定のシートにまとめる)>
関連資料<マクロルーティン#17(指定のシートにまとめる)続き>

◆マニュアルでやる場合元となる「記録」シートのデータで「金額」が10000以上のものだけを「ピックアップ」シートにまとめる。

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ワンポイントマクロ6-変数宣言書いてみる!

ワンポイントマクロ6-変数宣言書いてみる!

変数宣言してますか?皆さんこんにちは!
今回は変数宣言を書いてみます。とてもよく使う「Long」と「String」です。これらが使えるようになればレベルUP間違いなしです!

◆Long次のマクロは変数宣言なしで書いたマクロです。
参考資料>マクロルーティン#18

★この中で変数は「i」です。
「i」にはどんな値が入るかというと2から10までの整数が入ります。
変数宣言の書き方は
➡ Dim 変

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ワンポイントマクロ5-省略して書く

ワンポイントマクロ5-省略して書く

書出しが同じときは省略して書く皆さんこんにちは。
今回は何度も同じオブジェクトを書かずに省略して書く書き方をご紹介します。

◆サンプルマクロ「17-項目名で列番号を取得する!」で作ったマクロを使って紹介していきます。

上の図のようなマクロではWorksheets("記録")というシートの指定が全ての行で書かれています。こんな時にはWithを使いましょう!

↓↓

◆解説黄色がWithステート

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ワンポイントマクロ4-ローカルウィンドウ?

ワンポイントマクロ4-ローカルウィンドウ?

今、何回目のループなのか知る皆さんこんにちは。
例えば、ループ処理の時途中で止まってしまって、「今何回目の処理なの?」と思うことありますよね。
そんな時は「ローカルウィンドウ」を表示させましょう!

◆ローカルウィンドウの表示の仕方

VBE画面で①[表示]→②[ローカルウィンドウ]→ローカルウィンドウが開きます。
この状態で、SubとEnd Subの間にカーソルを置いてF8でステップイン実行して

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ワンポイントマクロ3-必須コード

ワンポイントマクロ3-必須コード

マクロを書く際に必ず書くコード今回は私がマクロを書く際に必ず書くコードをご紹介します。
ご参考になれば幸いです。

ズバリ

◆解説★<実行確認>のコード
第三者にマクロを使ってもらうときには、たいていボタンを作ってそのボタンにマクロを登録します。そのため、間違ってボタンを押してしまうことがあるので、その時のためにキャンセルボタンで実行をキャンセルできるようにメッセージボックスを表示させるようにし

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ワンポイントマクロ2-高速化

ワンポイントマクロ2-高速化

ファイルのOpen,Close 時の画面のチラツキをなくす[10-複数ファイルの値を書き換える]でご紹介したマクロのようにファイルを開いて閉じる動作をループで繰り返すようなマクロにはループ構文の前後に次のコードを入れておきましょう。

◆書くコード
Application.ScreenUpdating = False
 (ループ処理)
Application.ScreenUpdating

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ワンポイントマクロ1ー改行

ワンポイントマクロ1ー改行

ワンポイントシリーズではできなくても問題ないけど、できたら便利なマクロの書き方をまとめていきます。
初回は改行です。メッセージボックスでの改行・コードが長くなった時の改行の書き方をご紹介します。

◆メッセージボックスのコメントを改行する。

↓↓

◆書き方

◆解説
ダブルクォーテーションで囲われたコメントを区切りたい位置で2つに分けたらそれらの間に「 & vbCrLf & 」をいれてつなげま

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