『GDTの法則』ライティングの基礎⑧
はじまして。のいまんと申します。
Twitterでは、「のいまん」という名前で楽しんでいます。
はじめましての方々、よろしくお願いいたします。
お知り合いの方々、いつもお世話になっております。
今回は、ライティングの基礎である「GDTの法則」について記事を書かせていただきます。
『GDTの法則』とは。
『GDTの法則』は、海外のコピーライター、マイケル・フォーティンが提唱した理論であり、人間には大きく分けて3つ、細かく分けて9つの欲求があるというものです。(3×3ヘッドラインルールとも呼ばれます)
各欲求について、書き出していきます。
まず、大きな3つの欲求について
① G:Goal 【目標】
② D:Desire【欲望】
③ T:Teaser【本性】
この頭文字をとって、『GDTの法則』と呼ばれています。
ここから各項目をさらに細かく分けて書き出します。
① G:Goal【目標】人が一番追い求める3つの目標
1) Save Time → 時間をかけたくない
2) Save Effort → 努力をしたくない
3) Save Money → お金をかけたくない
② D:Desire【欲望】人が一番欲しがる3つの欲望
1) Greed → 富や名誉が欲しい、強欲を満たしたい
2) Lust → 愛がほしい、性欲を満たしたい
3) Comfort → 快適でありたい、悩みや苦痛のない状態でいたい
③ T:Teaser【本性】人が一番行動を駆り立てる3つの本性
1) Scarcity → 希少性のあるものが気になる
2) Curiousty → 好奇心をかきたてられるものが気になる
3) Controvesy → 反社会性、論争を巻き起こすような発言が気になる
『GDTの法則』には、強さの順番があります。
(強い) Teaser 【本性】 → Desire 【欲望】 → Goal【目標】 (弱い)
人の心を動かすためには、これらの9つ欲求をできるだけ多く盛り込むことが重要です。
なぜ『GDTの法則』が重要なのか。
セールスライティングの成約率を上げるためには、「いかに読み手の感情を動かすか」ということが大切です。『GDTの法則』を意識することで、全て」の文章で読み手の感情を刺激することができるからです。
『GDTの法則』を解説。
ここから、『GDTの法則』の各項目を具体的な例文で書き出していきます。
① G:Goal【目標】人が一番追い求める3つの目標
1) Save Time → 時間をかけたくない
・1週間で会社でのあなたの評価があがります。
・1か月でお金を稼ぐ仕組みが作れます。
・4時間で中学数学がすべて理解できます。
2) Save Effort → 努力をしたくない
・不労所得で稼ぎませんか
・通勤時間の間で成果が出ます。
・問題を解かなくても、読むだけで理解できます。
3) Save Money → お金をかけたくない
・これ以上、ハウツー本買うのやめませんか?
・あなたは、まだお金を無駄に使っているんですか?
・わずか3000円で30万円を稼げた方法教えます。
② D:Desire【欲望】人が一番欲しがる3つの欲望
1) Greed → 富や名誉が欲しい、強欲を満たしたい
・この方法を理解してしまうと、あなたの会社での評価が一気にあがります。その分お金を稼ぐこともでき、昇進も進みます。よって、モチベーションも上がり、さらにお金を稼ぐことができ、あなた自身、家族、恋人に好きなモノを好きなだけ値段を気にせず、手に入ります。
2) Lust → 愛がほしい、性欲を満たしたい
・このライティング技術は、ビジネスだけでなく、恋愛においてもアナタを売り込むテクニックになります。このスキルで気になる異性を振り向かせたくないですか?
3) Comfort → 快適でありたい、悩みや苦痛のない状態でいたい
・このライティング技術があれば、あなた自身でビジネスを引っ張ってくることが可能です。つまり、あなたの上司にわざわざゴチャゴチャ言われずに自分で仕事ができてしまいます。さらに、この成果がでれば上司を追い抜くことができ、逆にあなたがその上司にネチネチ説教できるかもしれませんよ。
③ T:Teaser【本性】人が一番行動を駆り立てる3つの本性
1) Scarcity → 希少性のあるものが気になる
・今日から三日間だけ公開します。
・このnoteを読んでくれた方々限定です。
2) Curiousty → 好奇心をかきたてられるものが気になる
・え?まだ上司にゴチャゴチャ言われながら仕事してるの?
・仕事をしながら、同時並行でアナタに毎日3万円稼ぐ方法をすべて教えます。
3) Controvesy → 反社会性、論争を巻き起こすような発言が気になる
・悪用禁止の裏技的なアフィリエイト収入
・他のライバルに見られないように読んでください。
このように、実際書かれている文章やYouTube広告をみたことがありませんか。人間は理論的ではなく、感情的に動きます。この感情部分を揺らす文章が重要で、さらに挙げた感情を強く刺激することで、読者の心を効果的に揺らすことができます。
『GDTの法則』の意識をもつこと。
重要なことは、「人は感情で決定し、その後理性で行動を正当化します。」
つまり、感情を揺さぶる必要があります。これは、商品やサービスの販売だけではありません。普段の情報発信でもかなり役に立ちます。
読者、お客様の気持ちは常に変化します。相手の今の状態を把握して、『GDTの法則』で攻めていきましょう!
以上、
今回のnote「GDTの法則」ライティングの基礎⑧を終わりにします。最後まで、読んでもらいありがとうございました。