くだらないの中に何が

4月が終わった。
3月以上に追われていた。
季節の変わり目で体調が悪かったからなのか、ちょっと精神的に参ってしまっていた。
いや、凹んでたから体調悪かったのかな。よく分からん。

特に中旬あたりは本当に好きな音楽も楽しめなくて、でもやるべきことも打ち込めなくて、机に座るものの何も出来ずにパソコンの画面見つめながらポロポロ泣いてたり。

ってこれ結構やばくない?やばくなくなくなくない!?

いっぱいいっぱいになってくると、全部頭で考えようとしてしまって、物事を俯瞰的に見れなくなる。
これでは良い仕事も遊びも出来るわけがない。
頭で見るのをやめて、3D画像を見るときみたいな、ふっと目と脳を浮かせて見るような余裕が必要かも…。
そして良いアイデアとかは大抵そんな状態のときに生まれてくる。


ってことで、ちょっと体力が復活してきた頃、自分を取り戻す旅に出た。
旅といっても、ただ梅田を徘徊するだけだけど…。

でも、好きなお店をブラブラしたり、本屋でひたすら立ち読みしたりするだけでもかなり気分転換になってよかった。
やるべきことはとりあえず片隅に追いやって。頭空っぽにして。

駅ビルで春服を見回ったり
グラニフでTシャツとワンピース買おうか迷ってみたり、結局買わなかったり
(関係ないけど、フェスの服装で迷ったらとりあえずグラニフのTシャツワンピ着ていく女子あるある)

特に欲しいものなかったけど、H&Mとかフォーエバー21覗いてみたり
ダサい服探してニヤニヤしてみたり
そのダサい服を活かす着こなしを考えてみたり
(これもまた関係ないけど、昔友人とダサい服装コンテストを2度開催して連覇した身からして、ダサいを知り、体現することには夢があると悟りました。
ちなみにそのうちの1回は万博で開催しました。狂ってた。)

寿司柄の靴下発見したり
さらにその横に小籠包柄の靴下があって軽く衝撃受けてみたり

春服ってヒラヒラしてるなって当たり前のこと思ってみたり
ヒラヒラ具合が松尾伴内を彷彿させたり
いつの間にか松尾伴内が着てそうな男女兼用服探してたり
フロア跨いで小一時間探してたり
(例えばルクアの⚫︎Fで一番松尾伴内っぽい服見つけた人が優勝みたいなことやりたい。誰か一緒にやってくれません…よね。)

蔦屋で数時間ひたすら本読んでたり
とにかく気の向くままに好きな本読むぞと思っても手に取ってたのはデザインの本ばかりだったり
仕事に生かすことばっか考えてたり
杉浦非水のデザイン本夢中で読んでたり
結局買ったのは星野源の新刊だったり
(買うつもりだったのは見当たらなかった…)


別の休日は、久しぶりに堀江へ。
ギャラリー見た後にレコード屋(大阪堀江のレコ屋といえば!のあそこ)にこれまた超久しぶりに行ってみる。
小一時間物色し、本当はformationあたりの新譜を買うつもりだったのに、棚にどかんと置いてたこれに心奪われて買ってしまう…。

DYGLもかっこいいと思うんだけど、前進のYkiki Beatのこのアルバムが本当に瑞々しくて大好き。

ニューオーダーのちょっと切なくてキュンとなる旋律を思い出すようなエモさもあり。

レコ屋の後は古着屋でまた可愛さとダサさの間のギリギリを狙って買い物をする。
いや、ダサくはない、可愛い服買えたはず。


ああくだらない。すみません。
一人で買い物や街を歩いてるときは大抵こんなこと考えてます。
くだらない中に愛があるのかは今のところ分かりません。が、まあ何かはある…んじゃないかな。

移動中にとりとめなくグダグダ書いてしまいました。
そんな感じでひたすら見たり触れたり買ったりな数日を過ごしたので、5月もまたぼちぼちやっていきます。

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