孤独について

ここのところ更新を楽しみにしていたこの雑談。

書くについての公開雑談。 - ほぼ日刊イトイ新聞


好きなライターさん編集さん作家さんたちが糸井さんとゆるく雑談。
この場に居たかったなあ。
燃え殻さんがツイッターで高校生にディスられた下り、爆笑してしまった(笑)
いよいよ明日で終わりかと思うと寂しい。

この第6回の中で、糸井さんが孤独について触れていた。
自分の中の孤独が燃え殻という才能を見つけた、とのこと。
闇があるから光を見つけられるということなのかな。


私の中で、2016年の大きなテーマの一つが孤独とどう向き合うかだった。
夜、家に帰って一息ついたときとか、寝る前とかにジワジワと聞こえてくる暗い足音。
これは誰が何が悪いとかじゃなく、完全に自分の内なる闘い。葛藤。
真夜中に訪れるよく分からない寂しさやモヤモヤにただひたすら対峙して耐えた。
今これにちゃんと向き合って乗り越えたらまた私は成長出来ると思っていた。
とにかく強くならねばと焦っていた。

でも、この雑談を読んで、孤独に向き合うことは大事でも、乗り越えるものではないのかもと思った。
そしたらすごく気持ちが楽になった。

糸井さんほどの方でも深夜に寂しさを感じたりするのだから、もうそれはどうしようもないもので、上手く付き合えばいいやんって。

孤独はコーヒーに似てるのかもって思った。
最初は苦くて飲めなくて、砂糖やミルクで甘くしてやっと飲めるようになって、そうやってだんだんコーヒーの味を知っていくと、そのうちブラックも悪くないなって思えてくる。
そしたらいつの間にかブラックじゃないと飲めなくなるほどコーヒーが好きになってくる。

まだまだ孤独に呑まれる夜もあるけど、これからは少しずつでも上手く付き合っていけそうな気がする。
もう強くなれなくてもいいから、優しくなりたい。
糸井さんみたいに、自身の孤独が誰かの活躍や幸せに繋げられるぐらいまでになれたら最高だな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?