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行政職員の皆さんが集うキックオフ会議を行いました!

茨城県が実施する「茨城県北地域おこし協力隊マネジメント事業(以下、マネジメント事業)は、茨城県北地域で活動する地域おこし協力隊の、着任から定着までの活動に寄り添い、関係者(行政、地域、事業者等)同士の関係構築・連携等をサポートする事業です。

去る6月上旬、市町および県の相互連携を図るべく行う「担当者会議」を開催。それぞれの組織内で地域おこし協力隊事業を担当している行政職員が集まり、取り組みや課題等の情報共有を行いました。

集まったのは、茨城県のマネジメント事業担当者に加え、県北6市町の協力隊担当職員の皆さんの、総勢約15名。協力隊事業をまさに実施中の自治体、これから導入しようとしている自治体、実施中だがさらに募集をかける予定の自治体、県の協力隊が市町内で活動している自治体…と状況はさまざまです。

まずはマネジメント事業運営チームから、事業概要説明の後、他自治体の事例紹介を行いました。募集から卒業までを設計した上で協力隊制度を運用している自治体事例等を紹介し、「導入前からの制度設計、卒業計画が重要」と提案。しっかりした設計を行うことは、始めるまでは手間がかかりますが、結果的にミスマッチ等を防ぐことにつながり、導入後は行政と協力隊とがウィンウィンの関係になれるのでは、と呼びかけました。
その後、各市町職員からはそれぞれの事業の現状や卒業後に向けた計画、民間と連携した新しいフレーム等の取組について、マネジメント事業運営チームからも今年度事業等についての相互情報共有を行いました。

市町職員からは、
「(市町の協力隊とは違って、県の協力隊とは)関わり合う機会が少ないので、協力隊の状況を聞けるということで期待している」といった声や、
「募集をかけてもなかなか人が集まらない」という課題共有、
「担当領域以外の隊員の活動が知れてよかった」といった感想がきかれました。

茨城県からは、
「地域おこし協力隊事業も定着してきたなかで、今後どう導入して/どう活動してもらうのか、もう一歩上にあげていく段階なのでは」、そのためにはマッチングが鍵となるのではという呼びかけがありました。

今年度もマネジメント事業では、行政職員同士だけではなく、協力隊や外部の実践者等とのネットワークづくり等を行ってまいります。またレポートで発信していきますので、ぜひチェックをお願いいたします。