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おせちって食べましたか?

はい、食べました。
年末の2日間はほとんど台所にいて、
大掃除しながらおせちを作って過ごします。
まず最初に1番大きな鍋で出汁を引く。そしてお煮しめは素材ごとに煮て、それぞれたっぷりの煮汁に漬けて、食べる度に重箱に詰めていく。
って、めんどくさっ。

おせちは、作り置きおかずの極みかも知れないけど、作るのが余りに面倒くさい。それにびっくりする程味付けに砂糖を使うので、体大丈夫かな?って思う。でも薄味にしたら、家族から味が無いと不評だし、私もなんか美味しくないなと感じる。煮物の味付けは案外砂糖を沢山使うのだ。

元旦は姉の家に挨拶回りに行ったが、姉のおせちのお煮しめはいつも筑前煮風だ。美味しかったのでこれも良いかなと思ったけど、やっぱり正月はハレの日なんで、いつもと違ったものを食卓に並べたい。

手間を省くために、にしんの昆布巻きと棒鱈は買ってきた物を使う。うちで人気の無いクワイや殻付きの海老を使うメニューは作らない。重箱の3段目が埋まらないので、サラダを入れる。おせちは生野菜が少ないので、これが案外お客さんにも喜ばれる。

でもこんなに時間かけてまで作る意味あるかな、とも思う。ただ日本の伝統を自らなくすのも気が引けるが、そもそも私ごときが伝統を引き継ぐって何?

せめてもの救いは、うちの家族は私のおせちを楽しみにして、喜んで食べてくるれることだ。いや、それにしても作るの本当に大変なんですけどね。

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またふた昔前の「暮らしの手帳」の写真のようになってしまったけど、
いただきます。

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