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第24話 近い将来、家族以外の他人が家族の中に入るのが当たり前になる

近い将来、家族以外の他人が家族の中に入っていって家事や育児や介護、レジャーや習い事など、今まで家族が担うことが当たり前とされていたことを、依頼された他人がお手伝いすることが当たり前の文化になってきます。
場合によっては単に依頼されたという関係性にとどまらず、本当の家族のように近しい存在になってくるケースも珍しくは無くなるでしょう。

ライフスタイルや家族の形の変化、社会的な人口動態の変化を考慮すると必然だと思います。

現代は血縁だけでは何も保障されない時代というか、
血縁に縛られて何もできなくなっていた時代だったと、少し先の未来には言われているかもしれません。

家族なんだから、
長男なんだから、
子供のくせに、
親なんだから、
兄弟なのに…
そんな言葉に縛られて、自分の人生を思うように生きることができない人達がいると思います。そんな人達が今まではやるべきとされていた仕事を、誰かやりたいと手を挙げた他人にお願いすること。今はまだ世間的には受け入れ難い選択だとは思いますが、いかに生きるか?ということにフォーカスが当たる時代だからこそ、血縁に縛られ過ぎないで、よく生きる(well being)為の選択を気軽にできたらなと思います。家族の義務を果たすために生きるのでは無く、幸せになる為に生きるべきだと思います。

近しい人の介護だからしんどいこともあります。逆に家族だからできる介護もあるでしょう。”どちらか”では無く”どちらも”、であっても良いと思います。

家族の形は変わっていきます。
選べる選択肢が追いついていません。
良い選択肢が増えればなと思います。

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