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「新成人のつどい」実行委員にインタビュー! 一番大変だったのは〇〇!気になる裏側を探ります。

「新成人のつどい」実行委員ってどんなことをしているの?
どんなところを工夫したの?
普段は聞けないような気になることを全部聞いてきました!
ここでは新成人のつどいの裏側を探って行きます。

👥お話を伺った実行委員の皆さん
柚木 満莉奈さん・永田 陽菜子さん・伊藤 寧音さん・横尾 孝男さん(委員長)

委員の皆さんが作った新成人の集い冊子の表紙

にわ 最初に、成人式の式典で配布された冊子は作るのが大変だったと思います。工夫された点はどこですか?

横尾さん 僕が担当したのは「青少年交流センターの募集のページ」です。実は、担当するまでは交流センターの存在を知らなくて……。最初は不安もありましたが、何も知らない状態を伝えることも大事なことだと思い、素直な印象を書くようにしました。

にわ そうなんですね! 個人的には、Twitterのように「今年の漢字」を集めたページも印象的でした。

柚木さん そのページは永田さんと一緒に作りました。ページの割り振りが難しかったです。

にわ 式典は様々な内容が盛り込まれていましたが、特にこだわったのはどこですか?

永田さん 私は一回目の式典で司会を務めました。少しでも雰囲気を楽しんでいただきたくて。

にわ 式典は華やかな雰囲気でしたね。

永田さん あとは吹奏楽とチアリーディングのところで曲をリクエストしました。曲を聴いて懐かしいと思って、前向きな気持ちになっていただけたらと思っていました。

伊藤さん 僕は裏方で目立つようなポジションではなかったのですが、本部のテント内で音響を担当する人たちと一緒に連携をとって進行していました。曲を流し始めるタイミングなどにこだわりながら進めました。

にわ 裏方のご活躍があってこそ式典が成り立つのですね。

当日は下北沢の商店街に新成人のつどい横断幕が飾られていました

れいり 今回担当した式典において、参加している人にどんなことを感じて欲しかったですか?

横尾さん 僕は「とにかく式典を楽しんで欲しいな」と思っていました。成人式は「20歳を迎えた」ということが一番大きなことなので、「成人を迎えたんだな」と少しでも実感できる式典になればと思って活動しました。

永田さん 私も今回新成人になったのですが、いろんな来賓の方のお話を聞いたり、委員の方が集まってくださったりで、たくさんの人に支えられているんだなと感じました。周りの人の感謝とか、今まで育ててくれた身近な人への感謝とかをみんなにも感じてもらえたらいいなと。

れいり 周りの人への感謝って素敵ですね〜。

伊藤さん 僕は、「楽しんでもらいたい」という気持ちと「責任を持って行動しよう」という気持ちの両方を自分と同じように感じてもらえたらいいなと。

れいり 私も、来年にはそんな気持ちになるのかな…、って思いました。

柚木さん 何よりも、みんなの記憶に残る式典になればいいな、と思って企画させていただきました。

れいり 「記憶に残る」って大事ですよね。記憶に残るような式典にするためにどんな工夫をされましたか?

柚木さん 私は司会と挨拶を担当したのですが、司会では落ち着いた話し方になるように気をつけたり、挨拶では「みんなに届くような話し方にするにはどうしたらいいかな」と考えたりしながら取り組みました。

れいり 活動する上で印象に残っている出来事はありますか?

横尾さん 式典前日のリハーサルの時、会場に行ったら照明の調整をする方や音響の方など、多くの方が準備して下さっていて感動しました。当日も多くの新成人の皆さんが来て下さったことにも感動しました。
コロナ禍という状況でしたが、会場で開催することができて本当に良かったと思っています。

れいり 「会場で行う意義」というものが確かにありますね…!

伊藤さん 他の実行委員のみんながしっかりやって下さったので、僕は周りを見ながら必要なことをしっかりやろうと思いました。実行委員以外にも、成人式に関わって下さっている方々と交流できたことも思い出深いです。

永田さん みんなで協力しながら頑張ったな、という印象です。委員にならないと出会えない人もいますしね。協力しながら一つの会を作り上げられた経験は一生ものだろうと思います。また、活動の延長として、冊子を見て昔の同級生が連絡をくれたことも印象深いです。そういうきっかけにもなっていると思います。

れいり 素敵なエピソードですね。私も来年、実行委員会に手をあげたくなりました(笑)。

柚木さん 式典の運営とは関係ないのですが、私は中学の同級生がテントまで来てくれて声をかけてくれたのが嬉しかったです。

れいり 昔の同級生と再会する機会になっているのはいいですね…!

実行委員の中の2人 ※個人情報保護のため、モザイク処理をしています

りお そもそものお話になりますが、みなさんが実行委員になったきっかけは何だったんですか?

横尾さん 実行委員の藤林さんから誘われて入りました。やってみて非常に貴重な経験ができたと思っています。

伊藤さん 僕は区長に会ってみたかったということもあって(笑)。実際会ったらどんな人なのかなって。

永田さん 私は、にわさんに誘われて入りました。それまでは実行委員会の存在は全く知らなかったのですが、気軽に入ってしまいました(笑)。

りお 友だちの誘いがきっかけで入ったとは…!

柚木さん 私は実行委員になる前にSNSを見ていて、他の地域の人が実行委員をやっているのを見たんです。それで世田谷区にもあるのかな、と調べてみて、面白そうだなと思って入りました。

りお 立候補するという行動力、素晴らしいですね。
では少し話題を変えて、この20年を振り返っての感想を教えていただけますか?

横尾さん 「とにかくいろんなことがあったな~」と思います。成功も失敗もたくさん経験しました。自分としては大きなことを成し遂げたり極めたりはまだできていませんが、この先、何か達成したいと思っています。今後大人として社会のルールを守って生活するのは基本として、いい意味で子どもらしい伸びやかさも忘れずに過ごしていきたいです。

柚木さん 私もいろんなことがあった20年でした。今までよりもっと大きなことがこれからの人生にはあるだろうし、悲しいこともあるだろうし。それに負けないよう、全てを受け止められる人になりたいです。

永田さん 20年間、早かったですね…。いろんなことを経験した20年間でした。ありきたりの言葉かもしれませんが、失敗を恐れずいろんなことにチャンレンジしながら視野を広く持っていきたいです。

りお 早かったという感想は面白いですね。

伊藤さん 僕は関わってくれた人みんなに感謝しないといけないなって。どんな経験でも自分の知恵になっていったり、これからの新しい経験に役立てることができたりするんだなと思いました。これからも関わってくれる人を大事にしながら経験を重ねて自分の足で歩んでいきたいです。

りお 経験は自分を支える力になる、良いお話ですね〜。
最後に来年の実行委員や、実行委員に興味がある人に向け、メッセージをいただきたいです。

横尾さん 自分が20歳になるまでは何も変わらないと思っていたのですが、いざ成人式を迎えてみると、自分は大人になったのだな~って、実感することもあって。節目ってあるのですよね。新しく成人する人たちにも感じていただきたいですし、僕は実行委員をやることによって節目を強く感じることができました。

永田さん まず、来年実行委員をされる人には、自分たちのやりたいことを詰め込んでいただきたいです。自分たちの式典を自分たちの手で作れるというのは非常に貴重な経験なので。成人を迎える人へのメッセージとしては、「元気に動いて下さい」ってことでしょうか。私は少し歳をとった感じがあるので(笑)。

伊藤さん とにかく楽しんでいただきたいですね。自分で考えて自分なりに行動することって大事なので実行委員会に入ってみることもおすすめです。いつもと違う経験ができるのではないかなと思います。

りお 実行委員の経験を通じて、自分と周りの関係性が実感できたというのはいいですね。

柚木さん 今後実行委員をされる方へのメッセージとしては、自分で考えて自分から行動するということに重きを置いていれば満足のいく体験になると思います。

りお 素敵なメッセージをありがとうございました。

にわ 私も半年間委員のみんなと一緒に活動してきましたが、今日はインタビューを通じてみんなの思っていることを改めて知る良い機会になりました。実行委員会の存在はあまり知られていないので、新成人世代に実行委員会の存在も知っていただけたらと思っています。私自身も今日はインタビューを通じて実行委員会の活動を思い返してみることができました。

りお 貴重なお話をありがとうございました。私が成人式に出た時は自治体の成人式と中高の成人式が重なっていて、自治体の成人式は経験できなかったこともあり、行ってみたかったなあと今日は思いました。自分で成人式を企画運営したという経験はとても羨ましく思いました。

れいり 今日はお時間をとっていただきありがとうございました。みなさん実行委員の活動に後悔が微塵もなく良い経験だったとのことだったので、来年は私もやってみたいと思いました!



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