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【徹底解説】自社ECとモール型EC比較③

こんにちは、NETSHOP FACTORYの仲谷です。

こんな方はぜひご覧ください!
・自社ECの開設を検討している方
・モール型ECをすでに運営している方
・ECの売上UPをしたい方

このnoteでわかること
・自社ECのメリット
・モール型ECのメリット

自社ECとモール型ECとは


自社ECとは独自のドメインを取り、そのショップ自身が運営するECサイトのことです。
モール型ECとは複数のショップを集めて構成したインターネット上のショッピングモールのことです。有名なのはAmazonや楽天などになります。

本noteは3部作に分けて「自社ECとモール型EC」の比較というテーマでそれぞれのメリットやポイントなどを解説していきます。
今回の第3部は「今優先すべきなのはどちらか」についての解説をしていきます。

第1部、2部は下記ですので、ぜひこちらもお読みください。
https://note.com/netshopfactory/n/n2a4c7f02ffe1
https://note.com/netshopfactory/n/n43fdd0c4292c


どちらを優先すべきか


これまで自社ECサイトとモール型ECのご紹介をしてきました。どちらにもメリットやデメリットがあることがわかったと思います。
もちろんショップの状況にはよるのでどちらが正解などはないです、弊社の見解をご紹介します。
結論ですが、ネットショップを始めるにはまずは「自社EC」を開設することをおすすめします。理由は下記となります。

① 収益性が高い
② 経費の削減
③ お客様との距離が近い
④ ノウハウが社内に溜まっていく

大きなところでいうとこのあたりが自社ECをおすすめする理由となります。
みなさんネットショップを始めたい方は、短期的に売上を上げたいのではなく長期的に上げたいからだと思います。
この長期的に売上を上げるには自社ECの方が近道となります。

先ほどお客様との距離が近いと記載しましたが、自分たちのショップにはどういう人が来てどういう人が買ってくれていて、どういう価値を届けることができているか、これを知る必要があります。これはモール型ECでは難しいのが実情です。目の前の売上を短期的に上げるには、すでにユーザーが多くいるモール型ECの方が早いですが、長期的にお客様との関係を構築しながら売上を伸ばしていくことを望んでいるのなら、自社ECを選択しましょう。

また自社ECでどういうお客様が買ってくれているかわかることで、自社に合うモール型ECに出店できさらに売上を伸ばすことができます。
このあとは、自社ECを開設するためにおすすめのECプラットフォーム「Shopify」のご紹介します。

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Shopifyでネットショップを開設する

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Shopifyは、本格的なネットショップの開設・運営ができるECプラットフォームです。2004年にカナダで設立され、現在は175カ国100万以上のショップで利用されています。2017年に日本語対応が始まったことをきっかけに、日本でも多くの企業で導入され、その数は近年増加する一方です。
Shopifyをおすすめする理由

①販売手数料の安さ

Shopifyの手数料は、月額$29からのプラン料金と、決済方法による手数料(クレジット決済を利用した場合は3.4%)のみです。
販売手数料は一般的なモール型ECサイトに比べ、圧倒的にShopifyが安く、人気の理由の一つとなっています。

②自社のネットショップの構築が簡単

Shopifyはページ作成や商品登録、カートなど基本の機能だけでなく、在庫管理や決済、配送設定など、事業者向けの機能があります。

自社でサーバを用意したり、ECシステムのパッケージを導入したりする必要もなく、簡単にネットショップの構築が可能です。


③幅広い規模のショップに対応

Shopifyは小規模なネットショップから、大企業向けのネットショップまで、規模の大小に関わらず対応が可能です。

月額$29からサービスを利用でき、規模に応じてプラン料金が上がります。

ネットショップの成長にあわせて柔軟にプランの変更ができることは、Shopifyの大きな魅力と言えます。

④越境EC(海外へのネットショップ展開)

Shopifyでは、海外の言語や通貨への対応、海外発送の手配ができます。
ネットショップを構築する際、配送エリアを配送したい国・地域に設定にするだけで簡単に設定ができるため、越境ECに興味がある方にもおすすめです。

⑤多彩な拡張機能アプリ

Shopifyはさまざまなアプリが開発されているため、必要に応じて機能の拡張ができます。

例えば配送日程の指定、代引き手数料、贈り物用の「のし」などは拡張機能アプリによって自由に設定することができます。

豊富なアプリの中から自社に必要な機能を選んでオリジナリティの高いネットショップを構築することが可能です。


Shopifyでのネットショップ制作費用

ネットショップの開設を検討する際、費用の問題は重要ですよね。ここではShopifyを用いてネットショップを制作する費用相場について紹介します。

①ネットショップの基本機能のみ: 約50万円 ~ 100万円
アカウント取得からストア公開までなど、基本的なネットショップの制作を依頼した場合の費用の相場です。オリジナルのデザインにすることは難しいですが、公式のテンプレートを使ったデザインに加え、初期設定から商品の登録、決済方法や送料の設定など、一通りの機能がついたネットショップが制作できます。

▼どんな人におすすめ?
基本的なネットショップの機能のみ必要で、初期コストをなるべく抑えたい方

②オリジナルデザインのネットショップ: 約100万円 ~ 300万円
基本的な機能に加え、オリジナルのデザインを使用したり、Shopifyアプリを利用・開発して制作したりする場合、または既存のネットショップをShopifyに移行する際の費用の相場です。より独自性のあるネットショップの制作が可能となります。

▼どんな人におすすめ?
ブランディングのためデザインにこだわりたい方や、販売だけでなくデータを分析したい方

③独自機能をつけたフルオリジナルのネットショップ: 約300万円 ~ 1,000万円

割高とはなりますが、基本的な機能やオリジナルのデザイン等に加え、基幹システムとの連携や独自の機能・オリジナルのShopifyアプリの開発により、自社独自の機能を持ったネットショップの制作が可能です。今までのネットショップでは実現が難しかった要望でもShopifyであれば対応できる機能もあるため、ご興味のある方は制作会社に相談してみても良いでしょう。

▼どんな人におすすめ?
大規模なサイト作成を考えており、基幹システムの連携や独自の機能を使いたい方


まとめ

①優先すべきなのは自社ECサイトの開設
②自社ECサイト開設にはShopifyがおすすめ
③開設する場合は自社に目的と費用に合わせる

以上がどちらを優先すべきかについての解説となります。

なお、 実際に行いたいけど「自分の力だけでできるかな…」「そこまでする時間がとれない…」などの不安やお悩みがありましたら、ぜひお問い合わせください。
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