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錦糸町のSuchmos 2

こんばんは🌛ハナキンです。
こちらは錦糸町Suchmos1の続編になります。
ご覧になってない方は1から見て頂けたらと思います。

→という感じで次の日を迎えました。
朝9:00~15:00までバイトだったので、
昨日の楽しかった思い出をふわふわ考えながら
上の空で品出しをしていました。

バイト後、スマホを見ると彼から連絡が。
「バイトお疲れ様。ハナキン、この後また会える?夜ご飯食べようよ。」

昨日も会ったけれど、今日も会いたい!

そんな私は即レスで「行く!」と送り
またまた錦糸町に2日連続で向かうのでした。

四国住みの彼がまたこっちに来るのはいつに
なるか分からないから、できるだけ会いたいと
思っての行動でした。

昨日に続き今日も会えると思っておらず、
バイト後の姿はボロボロで服もバイト用で
ダサめで、化粧直しも口紅ぐらいしか
できなかったのが後悔でした。笑
(今考えるとしっかり乙女やってたなー笑)

錦糸町に着くと、駅前で彼が私を待ってて
くれました。白い爽やかなシャツにデニム姿の
爽やかな彼と、少しボサボサなグレーの
パーカーを着た私のチグハグさが目立って
いましたが、気にせず会いました。

錦糸町を歩いて行くと、意外と飲み屋さんが
ある事に気づきました。少しがやがやした
道を進むと、ジビエ料理屋さんがありました。

当時大学生だった私は、お金もなく
焼肉食べ放題でもおいしいー!と思ってた
ピュアな女の子だったので、【ジビエ】とは
なんぞや?と思いつつ入店。

出てくるお肉にびっくり、鹿や猪など
クセのある肉ばかり。

年上の彼は、「美味しい」と言いながら
それぞれの肉に合わせたアルコールも
楽しんでいました。

私は噛みきれなくて少し臭みのある肉を
(うわぁ、牛肉より高いのに牛より、、、)
と思いながら彼に合わせて食べてました。

彼との食事が本当に美味しくて我慢できたし
楽しくて味が気にならなくなってたのかも。

帰り道にデザート食べようか。と言われ、
割れチョコの専門店に行きました。

初めてチョコレート専門店は、甘ったるい
チョコの香りで充満していましたが
2人はそんな甘い雰囲気にはなりません。

彼は、カカオにもこだわっているのか?
即決していろいろ包んでもらっていました。

夜カフェで少し休憩してから、友人Aくんの
お家に帰りました。仕事帰りのAくんと
合流して宅飲みをしました。帰るつもりで
いましたが、Aくんが「泊まっていきなよ」と
言ってくれたので、お言葉に甘えました。デザートに割れチョコを食べました。チョコって
ワインに合うんですね。

妙な関係の3人ですが、居心地が良かったので
私 彼 A君の並びで川の字になって
朝まで語り明かしました。

次の日予定があったので、始発と同時に
電車に乗るために早起きをしました。

まだまだ寝ているAくんに「ありがとう!」と
メモを残し、そっと家を出ようとした時

彼が起きてきて
「駅まで送ろうか?」と言ってくれました。

めちゃくちゃ嬉しかったけど、まだまだ
寒い季節だったので、「大丈夫!またね」と
言ってその場を去りました。

駅に着いてSuicaを出そうとした時に、
ガサゴソバッグを漁っていたところ、

「ハナキンの好きなチョコ詰めといたよ」
書かれた付箋のついたラッピングされた
チョコレートが入っていました。

彼とLINEしたての時に「フルーツ系のチョコ
(イチゴやオレンジ)が甘酸っぱくて好き」と
言ったことを覚えててくれました。

眠くて眠くて仕方ないはずなのに
帰りの電車ではドキドキしちゃって
全く眠れなくて、何度もLINEのメッセージを
入力しては決してを繰り返しました。

すごい考えたLINEにしては
「チョコレートありがとう、好きなやつだった!嬉しい!また会おうね」といった
無難なメッセージしか送れない
恋愛偏差値低めのハナキンでした。

続く→

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