正義中毒って知ってる?
神藤よぶ先生による
「正義中毒」の時代だからこそ、宗教心の回復を
という講義を受けました。
「あの人やだなー」
「あの上司の常連の店には絶対いかない」
「うわ、何であの人と一緒のエレベーターなの?」など、
人は誰しも心のよぎる苦手な相手に対する感情。
それは常に自分が正しい、という心の声があるからだとか。
しかもそれは現代病だと・・。
天台宗、葉上照澄(はがみしょうちょう)の思想をご紹介くださいながら、
イスラエルのゴルダ・メイール元首相とエジプトのサダト大統領の平和を願うスピーチの一部を動画でご紹介くださったり、
聖徳太子の17条憲法にも
「恨みは、自分が正しいと考える執着があるから。
他人が正しいと思って自分は間違ってる、と考え、
他人が愚か者で、自分が聖者でなく、両方とも凡人。
自分に過失がなかったか反省せよ、
自分の考えが道理に合ってると思っても、
多くの人々の意見を尊重して同じように行動せよ。」
と言っているという。
西暦604年に推古天皇にの皇太子だった聖徳太子が制定した
日本の最初の憲法がこういった内容だとは感動!
十七条の憲法は、今日のように国の在り方を定めたものではなく、
貴族や官僚、豪族達の行動規範を示し、
日本を理想の国に導こうとする聖徳太子の意志。
忘れちゃいけない利他の心。
自分が正しいと思う自分軸を、自ら客観視してみるといい。
例えば、「これは絶対、黒!白って言う人オカシイ」
ではなく、
「私は黒だと思うが、あの人は白だと。
なぜ私は黒に見えて、あの人は白に見えるのか?」
って考えてみる。
正義の中毒にならないように、
聖徳太子の思いを受けつなげましょう!
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