『詰みグッズ、勝利、あぶく』 2023年4月22日
国だろうと地方自治体だろうと個人だろうとソレはある。
規模の大小に関わらず、意識的だろうと潜在的だろうと、『見て見ぬフリ』をしていることは絶対にある。もちろん、私にも。
だからこそ、今日こそ己の内に隠している『見て見ぬフリ』しているモノを掘り起こし、ついには勝利したい。決心できた今日はなんて晴れがましい日だろう。
『詰んでるオタクグッズ、どうしよう』
どうするですか、ホントに。
イベント、ライブに出向く度に「まぁこれは〜〜に使うし飾るし……?」と言って押し入れの奥に封印してるグッズの山はどうすりゃいいんですか。汝のあるべき姿に戻れ、クロウカード!すればカードに戻ってくれるんですか。「片付けられないオタクの気配を感じなかったのか!」
しかし、今まで全く問題に向き合っていなかったワケではない。
イベントや買い物の帰宅時、グッズを押し入れに入れるたった一瞬だけ「これ、いつ飾るんだろうな」と潜在意識に隠していた大問題に向き合う。強制的に思い出されるから。
されど、人間とはまっこと愚かなもので、「次の俺がなんとかする」とまたもや問題とグッズを押し入れと意識の奥に同時に押し込み、問題意識は再び脳ミソを漂うあぶくとなり消える。プロの見て見ぬふり師は問題に気付いても手を付けない、覚えて帰ってください。
ただもう遅い。こうしてうだつの上がらない文章に想いを閉じ込めてしまった時点でゲームセット、電子の海を漂うぽまえらに恥は晒せないので、やらざるを得ない状態に持ち込んだ私の勝利である。
じゃあさてやりますか……、ついでに天王寺璃奈チャソの美貌をおまんらに魅せますか……、と私の中の天内悠も息巻いているが、ちょっと待って。
「それはちがうよ!」
一般論に惑わされて『片付ける=正しいこと』と認識していたが、本当にそうなんですか?
母「そうです」