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最近観てる【2023年夏アニメ】

アニメの多様性には驚かされる。

今季もおもしろいアニメを見つけたのでご紹介。



◆ 『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」


人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを「呪術」で祓う呪術師との闘いを描く大人気アニメ『呪術廻戦』。

TVアニメ第1期、第1期の前日譚『劇場版 呪術廻戦 0』を経て、第2期で描かれるのは、五条 悟と夏油ゲトウ スグルの高専時代。

夏油ゲトウ スグル役の声優:櫻井孝宏さんの降板が心配だったけど、続投ですね。

五条先生ファンとしては、彼の過去が次々明かされていくのが興味深い。

◆ 『わたしの幸せな結婚』


顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる小説『わたしの幸せな結婚』。

高坂りとによるコミカライズ、実写映画化、ときて、TVアニメ化となった。

私はコミックが立ち読み途中だったので、最後まで見届けたいと見始めた。

家族に虐げられて育った娘が王子様に見いだされて花開く、いわば「シンデレラ譚」。

虐げられていればいるほど、どんでん返しに胸がすく。

◆ 『アンデッドガール・マーダーファルス』

第22回鮎川哲也賞を受賞した青崎有吾による「アンデッドガール・マーダーファルス」(講談社タイガ刊)がTVアニメーション化。
吸血鬼、人狼、怪盗ルパン、シャーロック・ホームズ、切り裂きジャックなど二次元キャラクター達が、異能力バトルを繰り広げながら、主人公の奪われた体を取り戻すためにヨーロッパを巡る、謎に満ちたロードムービー。

公式HPより

背徳感や禍々マガマガしさがありながらも漂うある種の官能性。

そういった時代の匂いまで感じられる不思議なアニメ。

声優の力によるところも大きい。

原作を読みたくなった。

◆ 『AIアイの遺電子』

22世紀後半。人々は「産業AI」とは別格の存在として、
人権を持った「ヒューマノイド」を当たり前に受け入れ、
共に暮らしている。
須堂光は、ヒューマノイドを治す新医科の医者として、
ヒトとAIの共存がもたらす「新たな病」に向き合っていく。
時に、裏の顔も使いながら……。

公式HPより

人権を持った「ヒューマノイド」との共存。

豊かになり進んだはずの世界で新たな病が生まれるというところに皮肉を感じる。

人の心はなんと複雑で繊細なものであろうか。

一話完結の展開で、その都度人の在り方について考えさせられる。

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