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ダサいから…興味をもつことできないの…!?ニッポンの教育・地方に選挙に政治…!そんなものすべてひたすらダサい!ダサ過ぎるから興味が持てない…!「欧米」や「韓流」「アイドル」素敵❤️日本のしくみはダサくてキライ!(※意見には個人差があります)

 日本の投票率の低さや、政治のことを話題にしたくない気持ち、さらに、誰も彼もがtwitter(現:X)などを利用して日本を批判しまくり、日本を批判しまくる人達を批判する人も大量に発生するも、それらの批判した内容は日常のどこへも生かされる気がしない…!?

 この現象は、いったい、なんなのだろう?と(誰にも頼まれていないけれど)長年考えていました。

 先日100年以上の長き人生を終えて亡くなった祖母は、戦中を生きた世代です。祖母の世代が切望したかもしれない、しなかったかもしれない、女性の参政権、働く権利、暴力や差別から自由に生きられるはずの初の世代となった、わたしの世代(ロスジェネ)は、どう考えても、暴力や差別から自由になったとは到底思えない、過酷な労働環境に放り出されて、死にかけたり、激痩せしたり、高額な数珠を日常的に身につけたり、あからさまに怪しいセミナーのお知らせを、サークルのグループ内でシェアしたり、誰かれかまわずメッセージを送ってきたり、妙に気合いの入った写真を撮影してSNSのプロフィール写真に変えたりなんだかちょっとどうなのかしら…と言った完全迷走世代に突入しています。

 冷蔵庫に冷やしておいたAmazonで箱買いした金麦も、好きな時に買えるし、飲めるし、昼は糖質ゼロのオールフリーも飲めるわけですし、昔の女性たちの200倍くらい自由に生きられているような気もするのですが…何やら本当の意味での自由とはほど遠い、この息苦しさ…これは一体何が原因なんだろう?と考えてみると、やはり、これまでの世代が、得られなかったけれど、得たものが、なんなのかを考える地盤となる歴史や労働、その他いろんなことの知識が、あまりにも、なさ過ぎる。イギリスのテューダー朝、オレンジ公、なんだかわからないが欧米の歴史ばかり学んで、天皇の名前の暗記ばかりして、実は何一つ学んでやしない、それなのに自分のことを賢いと勘違いする「優秀」なひとたちが牛耳る日本社会の仕組み。国際社会ともズレて、内輪ノリのウェイウェイ男子が跋扈する。ショートカットの女性は嫌悪。生理的に嫌いだから…この現象が、かなり重大な問題を生み出しているのではないかと思います。

 とてつもない勢いで広がる消費主義の世界においては、ダサいもの、イケてないもの(例:度の強いメガネをかけてタックインしてウエストポーチをつける等)に対しては、存在しないものとして、完全なる無視を決め込むか、声高にバカにしたり、「もっとオシャレしなよ」「ウエストポーチつけるのやめなよ」「ケミカルウォッシュのジーンズもやめなよ」と上から目線で言い切ったりすることもできます。さらに、ダサいものとは距離をおいて、爪をカラフルに塗りながら、新しいフラペチーノを飲んでInstagramにあげたり、自分の好きなものに没頭する事が、今の世の中では、許されています。
 
 イケてないもの、ダサいものに対しては、どんなに厳しい目を向けてもいいのです。どれほど、馬鹿にしてもいいのです。

 なぜなら、それらはイケてなく、ダサいからです。

 日本の教育、政治、地方自治体、都、区。ゆるキャラ。地方創生。あらゆる政策。学校の先生。大学教授。タックイン、ウエストポーチ、昭和世代。

 これらは、すべて、激しい競争をくぐりぬけた優秀な民間企業の人たちから見ると、とにかく、ダサいのです。とにかく、ダサいのですから、どんなに、見下しても、バカにしてもいいのです。
 
 ゆったりと、海外のワインを飲みながら、NetflixやAmazon primeの優れた番組を見て、オーダーメイドのイタリア(等)の布地でつくられた一点ものの服などを着て、伊勢丹メンズ館で目利きのバイヤーが選び抜いた革靴を即買いして、ダサくない人たちだからこそが読める、VogueやGINZA(まだあるのかな)を、読みましょうよ!(※学生時代にダサいものが嫌いそうだった友人たちが愛読していたものを参照)

美STを読んでコスメを学び、BRUTUSを読んで建築を学ぶのです!

 ダサい日本のことは無視!!!なぜなら、それらは、ダサいからです。モテないからです!

 以上です!

 

 


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