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デミアンの感想(?)&紹介

どーも、ねるねです。最近ジメジメしてますよね。
つい最近ヘルマンヘッセのデミアンを読破しまして、せっかくならという事で、今回は「デミアン」を読んだ個人的な感想と紹介をしていきたいと思います。
(注:高橋健二訳を読みました)



デミアンを読んだ感想(?)

まず、どんな物語かって事ですが、簡単に言うと、

ラテン語学校に通うシンクレールが、デミアンという少年に出会い、二つの世界で揺れ動きながら自己を見つけていく。

そんなストーリーです。
これだけ見ると青春小説っぽいんですが、全然青春小説じゃないです。
むしろ全体的に暗く、宗教が絡んできます。
そもそもテーマが「光と闇、男と女、神と悪魔」ですもん、そりゃ暗いわ。
それにヘルマンヘッセですからね。
話が進んでいくごとに時間が進んでいく、シンクレールの成長物語です。
前半は、少年時代特有の葛藤が描かれています。
中盤は、宗教関連の難しい話が出てきたり、新キャラが出てきたり。
後半は、怒涛の展開です。
ここまで書いておいて何なんですが、文章力がないのと、正直感想が全く思い浮かばない(おい)ってので、キャラ紹介に参ります。


キャラ紹介

  • エーミール・シンクレール
    主人公。基本シンクレール視点で動きます。
    色々な事にすぐ影響されちゃう系男子。
    比較的裕福な家庭で生まれ育ってきた、所謂お坊ちゃん。
    文章を読んでいくと分かるんですが、なかなかのネガティブ思考です。
    あの時不良に絡まれず、嘘ついてなかったら…
    君にはもっと幸せな人生を歩んでほしかったよ…
    デミアンに憧れているみたいです。
    でもさすがに石鹸の流れは草生えた。
    あとお前友達の母親ってお前。

  • マックス・デミアン
    キーキャラクター的な。
    エキセントリックエリート系男子。
    シンクレールより年上で、学校に転校してきます。
    他の人に比べて色んな意味でかなり浮いているみたいです。
    読心術を使ったり、予言したりと謎多き美少年です。
    あの時どうやってクローマー黙らせたんだろう…やっぱ拳なんすかね。
    あと、初対面で急に話しかけ、自分の独特な思想について話し、「さようなら!」はさすがに強い。

  • フランツ・クローマー
    ガキ大将。不良。大体コイツのせい。
    と言っても、普通に良い子なのかも知れない。
    前半の方に登場し、中盤になってからはほぼほぼ出てきません。
    家は貧乏らしいです。
    (さてそれは本当なのか…?)
    シンクレール永遠のトラウマ。

  • ベアトリーチェ
    シンクレールが公園で偶然見つけ、一目惚れした女性。
    この事を何も知らないベアトリーチェさん…
    この人も中盤で登場して、最後になると存在さえ忘れられていた様な…
    何してる人なんだろうか。

  • ピストーリウス
    オルガン奏者。
    シンクレールと仲良くなり、宗教関連の話を共にしています。
    謎にガッツのある男性。普通に良い人。
    数少ないアプラクサスを知る存在。
    この物語の中だったら一番友達になりたいかも知れない。

  • エヴァ夫人
    デミアンの母親。
    んでもって実質ラスボス的強キャラ。
    さっすがデミアンの母親、もう超能力者やん…
    シンクレールの好みにブッ刺さった人。
    実際どの位の年齢なのか気になる。

メイン的なキャラを紹介しましたが、この他にも色々登場します。
なんならチョイ役で日本人も登場します。


最後に

いかがでしたでしょうか。
以上感想になってない感想(しょうがないんやこれは)とキャラ紹介(需要はあるのか)でした。
これを気に是非デミアンを読んでみてほしいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。


p.s.デミアン視点が読んでみたい。 

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