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子どもの創造力を育てるオンライン・レッスン

3月から何度も園や学校が休みになりました。

再開しても混乱は続き、子どもたちも不安定。そんな中、遅れを取り戻そうと、大量の宿題、7時間授業、夏休み返上で詰め込み教育をすることが、果たして未来に活躍する人材を育てるでしょうか。

ミューレのオンライン・レッスンは、まだまだ続く教育の混乱期に、10年後を見据えて、今、子どもたちに必要な力、つまり、【クリエイティビティ(創造力)】を育てます。

1.今こそクリエイティビティを育てる

子ども自身の中に何かを育てるためには、「楽しい」だけのレッスンではなく、美しいことが必須だと考えています。

学びの欲求は、美しさの追求から生まれます。

言葉の美しさ、音の美しさ、映像の美しさ。そして、大人が信念を真剣に伝えようとする美しさ。もちろん、浜松の片隅の教室でできることには限りがあります。ですが、限りのある中で、最高を目指すか、この程度で良いと諦めるかは、大きな差に繋がると思います。

子どものIT/オンラインによる学びを活発にするには、この2点がポイントになると考えています。

・管理教育をベースにしない
・エンタテイメント、デザインを重視する

まだまだ不安定な中、オンラインを利用して、安定した学びの機会を与え続けることは、子どもにとって、今、とても大事なことです。

とはいえ、デジタル機器やITは解決策ではなく、単なるツールです。それを「どう使いこなすか」が重要です。すべてを効率よくオンラインで済ませるのではなく、体験を組み合わせることがたいへん重要になってくると思います。

世の中には、子どもの「ホンモノを見抜く力」を軽く考えた教材が多すぎます。オンラインの動画で、わたしはできる限りの美しさや学びを広げる可能性を提案しますから、各ご家庭で、それを実体験に繋げ、本物を見せ、体験させることによって教育が完成するのではないでしょうか。

2.学びを繋げる発想が必要

国語、算数、理科、社会。

これらの教科は、もともと、先に分かれていたわけではありません。もともとは、子どもの暮らしの中に、学びのタネがいっぱいあって、それをただ整理したのが「教科」です。

ミューレのオンライン・レッスンは、教科やジャンルを分けず、ひとつの事柄から学びを繋げる発想を紹介します。

たとえば、6月の雨。

どうして6月に雨が多いのか。
6月に雨が多いのは全世界どこでも?
雨の音を楽しむ。
雨が好きな生き物。
雨の時期に咲く花。
雨を絵にしてみる。
雨を音にしてみる。
雨を動きにしてみる。
雨を言葉にしてみる。
雨のおはなしを作る。
雷の鳴るしくみ。

ありとあらゆる角度から学びに繋げることができます。あとからジャンル分けすれば、「これは国語、これは理科」と言うことができるかもしれないけれど、クリエイティビティにとって、それはナンセンスです。

ミューレのオンライン・レッスンでは、音楽に限定せず、あらゆる学びの発想を提案しますから、それを参考にして、日々の暮らしの中に取り入れることで、揺るぎない学習のベースが仕上がることと思います。

3.幼児〜小4までのオンライン・レッスン

3つのレッスンをセットにしています。

(1)プロの撮影による動画配信

たくさんの季節の歌
ピアノ、歌など、先生による観賞コンサート
絵本の読み聞かせ
言葉あそび
絵を描く
動きや音楽の創作
暮らしの中の疑問について調べる

たくさんの「考える」「疑問を持つ」「創造する」ヒントを散りばめた内容にしています。ここから、いくらでも学びを膨らませることができます。

それぞれのクラスのどの活動が何の科目につながり、どのような力が養われるか、とても詳しく解説を加えています。読んでいくうちに、ご家庭での生活がどの科目につながっているか、ご自分で判断できるようになると、なんとなく我が子の理解度や能力を測ることができます。宿題をやらなかったり、同じ年齢の子と比較したりしても、焦らなくなります。

(2)Zoomによるコミュニケーションタイム

自分の創作を発表
調べたこと、考えたことを表現する

自己アピールや表現力は、性格には関係なく、すべて「慣れ」です。慣れるためには、スモールステップを重ねていくことが大事です。

慣れるまでのスモールステップは、子によって全然違います。Zoomは、自分のビデオと音声をミュートにすれば、自分の姿を見られることなく、覗き見することができます。そこからのスタートで大丈夫です。

(3)子育てのおはなしを生配信

毎週土曜日、子どもを寝かしつけた後、強く生きる力を持った子どもを育てる子育てについて、生配信でおはなししています。みなさんは、チャットでご意見、ご質問を投稿して参加できます。

毎週、真剣に子育てについて自分を振り返り、意見を交換することで、親としてどんどん成長できます。

↓こんな感じです。受けている子どもの様子も見ることができます。

4.小5〜中高生のオンライン・レッスン

みなさんは、会議に出席したことはありますか。アイデアを出し合うミーティングをしたことがありますか。チームでコミュニケーションを取りながら、ひとつのプロジェクトに向けてグループワークをしたことがありますか。

これらの子ども版をオンラインで行っています。

小5〜中1の子どもたちは、「アニメ映画を作る」プロジェクトに向けて、グループワーク中。監督、助監督、カメラマンまで決まりました。

中1〜高3の子どもたちは、3つの「デジタル・コンテンツ・プロジェクト」を立ち上げ、プレゼンをしてメンバーを集め、試作品発表会に向けて作業を進めています。何をもって試作とするか、というところから自分たちで決めています。

途中で出てくる悩みは、ビジネス書でもよく見かけるものと全く同じです。

ひとつ、大きな発見がありました。

オンライン・ミーティングでは、「雑談」がとても大切な要素と言われています。それで、最初に全員が1分間スピーチをすることにしました。1分間スピーチそのものは、多くの学校が取り入れていることなので、慣れているかと思いきや、まぁ、上手に話すのですが、話す内容が全く面白くない。紋切り型のおりこうなトーク、または「特に何もない」的な話ばかりでした。

そこで、「どんなにくだらなくてもいいから、聞いている人がへぇ〜っと思うことを言う」という制約をつけてみました。

すると、子どもたちの話が一気に生き生きと面白くなり、しかも、それは全員だったのです。一人ぐらい困る子がいてもいいような気がするのですが、全員が人の興味をひく話題を提供できる。しかも、話し方がとても自然で、本当に生き生きと、上手なトークなのです。

これは大きな発見でした。

また、アイデアが枯渇することがなく、デジタル・コンテンツを作成することについても、誰も不安を感じていません。ハードルを設けているのは大人の方なのかもしれません。

5.このような方におすすめです

・子どもにジャンルや科目に囚われないクリエイティブな学びを与えたい方

・将来、社会人になることを見据えた教育を与えたい方

・今後、コロナの第二波、第三波に影響のない方法で学びを進めたい方

・送迎や距離に関係なく習いごとをさせたい方

・なんとなく教育を変えないといけない気がしているけど、何をしたらいいか分からない方

6.お客様の声

オンラインにしたことで、日本全国からご参加くださる方が増えました。オンライン・レッスンについて、感想をいただきましたので、ご紹介します。

うちの小4の長女は、家で音楽流れると創作ダンスを踊るのが好きな娘なので、ミューレのような教室を近郊で探しましたが、リトミック自体、小学生以上を対象とするものをなかなか見つけられずにいました。

もうあきらめていたのですが、この世の中の流れの中で、願ってもいないミューレのオンラインレッスンという予想もしていなかった機会に恵まれました。基本クラスとクワイヤクラスを受講することにしたので、正直、思ってもいない出費になります。

でも!静岡と福岡の距離を考えるとこんな機会、二度と無い!と思ったのがひとつ。

あと、オンラインで何でもできるっていうことを体感する経験になればと思ったのがもうひとつ(学校の方ではまだまだ進みそうにないので・・・)。子どもにとって絶対良い機会になると思い、即決で受講を決めました。

さて、前置きが長くなりましたが、

レッスンを受けてみた感想は、ひとことで言うと「美しい!!!」です。画面も、音も、日本語の響き、英語の響き、ことば、全てとても美しいです。

あんな動画、見たことがないです。

すべてが透き通って見えました!聞こえました!
テレビ画面で何度も繰り返しみていますが、初めてみたときは子どもの横で大人の私がうっとりとしてしまったぐらいです。
ミューレの子どもたちは普段からこんなに美しいものに触れているのかー!!とかなり衝撃でした。
小4の長女も「すごくきれいだね!!」「佳織先生、ほんものみたい!!」と言って見とれていました。
いつも生きる力LINEについての私の話を話半分で聞いている夫が「この人、何者!?」と言ってました(笑)。

娘はミューレのオープニングソング?をとても気に入ったようで、繰り返してみるたびに「私この曲好きー」と言っています。
昨日は寝るときにレッスンで出てきた“Simon says”を口ずさみながら寝ました。

もともと娘はなんでもやってみる、音楽が流れると勝手に体が動くタイプではありますが、初回から普段と同じようによく体を動かしてレッスンを受けていたなぁと感じます。
初めて行く音楽教室だったら、うちの娘のようなタイプでも、年齢的にまわりの子の様子を伺うような素振りが見られるようになってきていて、初回から普段と同じようにってわけにはいかないと思うので、それはオンラインレッスンの良さだと思いました。
自宅で、好きな時間に、好きなタイミングで、好きな服装で、何回でも、本人らしくありのままレッスンを受けられるので。

そして、ZOOMを使ってのコミュニケーション。

「静岡ってどこ?」って地図帳を広げてました。
自然発生的に学びがありました。
オンラインレッスンだったからこそです。

知らない子ばかりで初め少し怖がっていましたが、あっという間に終わってしまい、次回をすごく楽しみにしている様子です。

自宅にいながらですが、今までの生活以上の世界の広がりを経験できているなと感じています。

私にとっては、単純にミューレに足を踏み入れることができ、体感できたことが一番のよかったなと思います。

今まで、生きる力のLINEを読んだり、講演会でお世話になったりする中で、佳織先生は長い目で見たときに子どもたちのことを考えてくれるということについて絶大な信頼をおいているので、目先の出来を気にせず、シンプルに子どもに生きる力をつけるということに集中して、子どもがレッスンを受ける様子を観察できました。

初回のレッスンを受けただけですが、生きる力のLINEで佳織先生が言われていることが本当に散りばめられているレッスンだったと思います。

ミューレのレッスンは体験することすら、夢のまた夢でしたが、この状況下でこの時代だからこそこんなチャンスがやってきて、800㎞以上離れていても自分で手を伸ばすだけで手に入れられるということを体験でき、そのことだけでも、これからの時代を生きていく娘にはとても良い機会になったと感じます。

また、佳織先生は、この状況下で、自分の特性や特技を活かして、既成のものに捕らわれない、他では見たことも無いようなレッスンを生み出したのだなと思いました。
自分の人生を切り開く佳織先生の姿をレッスンを通じて見ることは、私の人生や考え方にも大きな刺激となりました。我が子が逞しく生きていけるよう、私自身も自分の人生を切り開いて生きていきたいとレッスンを受けてみて強く感じています。
今回このような事態になって、今住んでいる埼玉ではまだしばらく様々な自粛が続きそうだという事、娘は虫嫌いが酷く(蟻でさえも飛び上がる程!)コロナにかかっちゃうから嫌だという気持ちと相まって、散歩程度の外出も嫌がる状態であった為、何とか家の中でも身体を動かして欲しい、娘の好きな音楽に関連して楽しく学べたらと思い、参加を決めました。

やはり最初のレッスンは戸惑いもあったのか、勝手に部屋を行き来したりして集中できていないように見えました。やり方がいいのかは分かりませんが、見ているだけではなく身体を動かして欲しいので、私も積極的にレッスンに参加をするようにしています。
(私がやっていると一緒になってやってくれます)

先週のレッスンのドラえもんのうたは娘がひらがなが読めるようになったので、歌詞を調べてひらがなで紙に書き出しました。書いていると娘は自分も歌詞を書きたいと、私の書いた紙を見ながら一字一字一生懸命に書いていました。今までひらがなの練習をしようとドリルを買ったりしましたが、上手くいかないとすぐにあきらめてしまっていたのに、長い時間書くことに向き合っていたので、意外な興味の入口に私もビックリしました。
土曜日の朝、オンラインレッスンの受講させていただきました。娘には「かおり先生のピアノのお歌をテレビで見るよ」と伝えてスタートしました。

見慣れたお教室、知ってる先生をテレビで観るのが不思議だったようで、「なんでテレビにいるの?」と言いながら観ていました。

先生の声掛けで何かをやるということは全くせず、ずーっと座ってただ観ているだけでした。

口を開いたのはレッスンが終わってからで、「はじまりのお歌あったね。グーパーあったね。絵本あったね。」と話してくれました。

いないないばぁや、小鳥の歌に対しても何をすることもなく、先生にホントに申し訳ないと思うほど無反応でした……。土曜日はただ「先生のお歌聴いた」だけで終わってしまいました。

でも!雨の明けた日曜日!お散歩に出掛けると、小鳥が「ピーピー」元気に鳴いてました。
ふと娘が「とりさん、お母さん呼んでるね~」と言い出し、「ピピピピピってお歌聴いたね」と話してくれました。
そのあとも犬や猫の鳴き声を聞くたびに「お母さんって呼んでるねー。お腹すいたのかも。おしっこ漏れちゃったのかもよ。」と色んな想像をしながらのお散歩になりました♪
いつもの散歩とは違う会話ができて楽しかったです(*^ー^)ノ♪

15時からのZoomは、楽しみにしていました。はじまりの歌をあることを期待していたのか、「今日のポーズ」をあれこれ考えたり、前回「宝物を見せて」と言われたので、PCの前におもちゃを用意して、15時を待っていました。
皆のお顔が見えるとニコニコしていて、先生がお名前呼んでくれるのを今か今かと待っていました。呼ばれた時は、ホントうれしそうに「ちよちゃんって言ったねー!」と話してくれました。

みんなの顔を見るって大切なことなんだなぁと思いました。今、保育園をお休みしているので、先生にお名前呼んでもらって、お友達のお顔を見るという些細なことも幸せに感じられた時間でした。ありがとうございました。
再開した保育園で「あじさい」の制作をした娘。「あじさい見たい」と言うので、絵本でコレだよと説明。自分から聞いてきたのに乗り気じゃない娘に少しイライラしていると、見ていた主人が「ホントのあじさい見たいの?」と。急遽、あじさい探しのお出掛けとなりました。
色んな形があること、色んなな色があること、虫もたくさんいたこと、触った感触、たくさん吸収していました!

わたしの適当な対応を反省し、手帳に「本物を見せる!体験させる!」って書こうとしたら、以前先生からのLINEの投稿を読み、同じことをメモしていた自分がいました……。

そういえば娘、「かおりせんせいのこいのぼりは、なんでユラユラするの?」と聞いてきたことを思い出しました。5月は、保育園を休みずっと家にいた娘は、空に泳ぐこいのぼりを見なかったのかもしれないと気がつきました。
近所の公園までの散歩道には、こいのぼりがいたはず。「あれが、こいのぼり」と声を掛けなかったことを後悔しました…。

《本物に触れさせる》
リトミックや保育園での学び、季節の行事の体験を家でも活かせるように、働きかけたいと思いました!

7.オンラインレッスンを受けるコツ

(1)がんばり過ぎない

わたしも初めてZoomミーティングを経験したとき、時差や目・耳の使い方がいつもと違うので、クッタクタで昼寝してしまいました。慣れるまで時間がかかります。最初から無理して飛ばし過ぎないようにしてください。

(2)良い環境を作る

インターネット速度、画面のきれいさ/大きさ、スピーカーなどによって、簡単に環境を良くすることができます。

(3)監視し過ぎない

どうしても親が準備して受講させるため、ず〜〜っと様子を見て、ヤキモキ、イライラしてしまうことがあるみたいです。対面レッスンでも気分が乗らないことがあります。そんなとき、教室の隅で見てるということもあります。オンラインではそれができないので、ほどほどに参加することをおすすめします。

(4)期待し過ぎない

なんかすごいことができる!と毎回思わないで、肩の力を抜くと良いと思います。デジタルだからといって理想通りにいくとは限りません。

(5)応急処置だと思わない

人間が異常事態をがんばり抜けるのは3ヶ月が限界と言われています。「本来ならばこの形態ではないのに、仕方なく今だけ応急処置でオンライン」と思っていると、だんだん辛くなります。アメリカではそもそも授業のデジタル化が進んでいたために、とてもスムーズにオンライン授業が始まったそうです。「これが平常」というつもりで、あまり「いつまで」「異常事態」と考えないようにし、メリットを感じるようにすると良いと思います。

8.お申し込み

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自粛生活と子どもの教育について書いた記事です。


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