ランドセル選びと親のエゴ

次女のセンターは来年小学校に入学。

ということで、
昨日、仕事を終わらせてから
車で30分、多分まああま有名なランドセルを作ってる工房併設のお店に行ってきました。

朝は激混みだったみたいですけど、閉店1時間前に到着したら、いい感じに空いていて
ラッキー!!!
って感じで、早速入店。

長女のランドセルもここで買ったので、
もうお店の選択で迷うことなく、直行です。

2年目にもなると、
ちょっと周りの家族模様を見るゆとりも出てきます。

ほんとにいいの?6年間使うんだよ。この色でいいの?

去年も今年も聞こえてきたセリフ。
鉄板のやり取りってあるんでしょうね。
子どもに選ばせたいんだけど、親としてはその色はやめてくれ
という必死さが伝わってきます。

あなたのランドセルを買いに来てるんだよ

何万円もするカバンなんて、
6歳そこそこの子どものために、普通買わないですよね。
買ってもらう本人より、親とか、じいじ・ばあばの方が必死です。
やっぱり途中で飽きちゃって、
怒られてるっていう光景も、多分あるある。


いやーー ランドセルを選ぶ ってなかなか奥深いですよ。


ランドセル選びは普段の親子関係が表に出てくるんですね。
というか、子に対する接し方が表に出るんでしょうね。

わが子に自由に選ばせてあげたい

わが子の将来まで見通した選択をする助けをしたい

できれば私の納得できる色使いにしてほしい

どれも善意です。
親心というんですかね。
わが子を思っての気持ちなんですけど、
どれくらい干渉していいものなのか
このさじ加減は、本当に悩ましいものです。

さらに子どもの体力・集中力の問題も出てくる。

当たり前ですけど、どんどん疲れてきます。
投げやりになるかもしれない。
正常な判断ができなくなってくる。

前回、長女のときも悩みましたけど
無数にある選択肢の中でどれを選ぶのか
これは、かなり難しいです。


ということで、次女のランドセル選びです。

うちは事前にカタログも見てきたので、
候補も決まってたし、すぐ決まるかな
なんて思ってましたが、そんな甘くはなかったのでした。

最初は紫のランドセルをチョイス
去年から気になっていた品物なので、これでいくかなと思ってました。

次にお姉ちゃんよりちょっと濃いめのピンクをチョイス

そして、なぜか黒や紺のランドセルをチョイス

最終的に紺に水色のラインの入ったランドセルを指して

これがいいな〜

って言うんです。


マジか・・・・・・

と妻と目を見合わせて相談タイム

色に男、女ってなくなってきたし、好きな色を選んだらいいと思ってるけど、
THE 男の子っていう色だよね
なんで男の子のランドセル持ってるの?って言われたら傷つかないかな

お店の人が

女の子の紺好きのために今年からできた新色を見せてくれたので

これは?

と聞いてみましたが、お気に召さない様子。

とりあえず、これまで気にっていた選択肢も持ってきて、

どれにしよっか?

とやり直してみる


どー ち ら に し よ う か な
てー ん の か み さ ま の

とかやり始めてしまったので、ちょっと一息入れることに。

今日は一回、帰って、また来ようか

とかそんな相談も途中でしたと思います。


私、牧師なんで、祈りましたよ。

「神様、いい選択をさせてあげたいです」

本人が納得して、これ!!!って言えて

この5年間、見守ってきた親から見ても、
この子らしい選択だねって思えるランドセル。

どこだ〜〜〜〜〜

って思いながら、何回抱っこして、リラックスして、探しに行ったことか。


最終的には茶色にピンクのラインが入ったランドセルをチョイスしたんですけど、

どうして、これを選んだのか、大事なところを覚えてないっていう。

まぁ、そんな感じで、ランドセル選びは終わりました。


本人、納得したのかな。
紺と水色のランドセルを選ばせてあげたらよかったのかな。
これは自分の中で、しばらく頭から離れなそうです。

次女はホント気を遣う子だから、
親に止められたら、止まっちゃうタイプだから、
うーーーーーん、、、
親として、接し方はあれじゃ、まずかったかなとか
考えちゃいますね。。。。


ちなみに去年、ここで選んだ長女は1年後ここにきて

こそって言いました。

「もっとほしいのがあった。。。。でも、我慢しなきゃダメだよね」

無理して、絞り出していました。
新しいのがほしくて、ほしくて、止まらなくなりそうでしたが、
「ギフトのランドセル、ステキだよ、すっごく似合ってるよ」
と声をかけ、抱っこしてあげ、落ち着いていきました。

三女は

「あたし、あかにする」

って言ってますけど、次のランドセルは3年後。

まだまだ先ですね。

一晩経っても、センターは自分の選択に後悔はしてないみたいですけど
うーーーーん
センターに寄り添うというか、
センターらしい選択をするためにどう関わるのか
将来への宿題になりそうです。

最後は笑顔で記念撮影

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