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(アニメ映画)サイダーのように言葉が湧き上がる2回目を見たら、最初より楽しかった

やふぅー٩( 'ω' )و
アニメ映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』を最近観て、
記事に書いた時よりずっと楽しんだ2回目の感想を書きます。

めっちゃ恋愛あったじゃないか(OvO)

2回目を観たら、この映画は映画館で観たかったー!!って思った。
カラフルな世界と、たくさんの音。

#ネタバレあり





レコード探しの時にチェリーがひらめいた時の、泡立つような音。
あれはサイダーの泡の音なの?
音の面白さに気付けてからは、ちょっと音量を大きくして鑑賞。

忘れちゃいけない大事なことを思い出したいって、悲しそうに言うのが
すごく印象的。
でも、これを言うのはサブキャラだから印象的。
主人公格の2人がメインでありながら、最後のシーンまではメインっぽくない。
たくさんの人がいるから、2人が際立つようになってる(ように見える)

気付かなかったけどスマイルの家、結構大きい家だった。

お祭りが近づく、映画終盤のところ。
チェリーは、もうすぐ引っ越す。
彼はもともと話すのが早くないのに、話そうとするとタイミング狙ってるレベルで邪魔が入る。
チェリーの「お母さん」という第三者から、引越しのことを知るスマイル。

お互い心の内を上手く言えない。
帰り道、チェリーが何も聞きたくなくてヘッドセットをして泣くとこ。
ヘッドセットを着けた瞬間、無音になる。
急に静かだから、悲しみが倍増する。
このシーン、とても良い。

スマイルが割ってしまった大事なレコードを直そうとするとこ。
何も上手くいかない気がして泣いちゃうし、姉妹(?)が一緒にいるの良い。

上手く言葉に出せないもどかしさ。
言ってしまったら、壊れちゃうかもしれないと思う怖さ。
モールは音だらけなのに、大事なことはなかなか聞こえない。
大事なものを探すこと、見つからないこと、見つかること。

こういう出来事が、レコードを探したり、壊してしまうことで表現しているように見えた(完全持論)


デイサービスの部屋でレコードを発見して急ぐスマイル。
その時、スマイルの草履が脱げるシーン。
草履の転がる音が非常に良い!!音が面白いから。

祭りが始まって、スマイルが生配信を始める。
それを引越し先に向かう車中でチェリーは見る。

友達のダギングに気付いて、父親に車を停めてもらう。
「その字、間違ってるよ、間違ってないけど」って友達に言いながら、
モールの方向へ走るチェリー。
走るより車で戻ってっていえば良いのでは?あと、車は結構な距離走ってたんじゃ?


最初はモールで、俳句を人前で読めなかったチェリー。
その彼が、あえて踊ってる台の1番上まで登る。
たくさんの人前で、俳句だけでスマイルに思いを伝えるシーン。

チェリーが舞台上に上がった時、それまでしていたヘッドセットを外した!!
急に聞こえる色々な音。
音はたくさんあるけど、自分の声を届けたい相手は1人。
たくさんの中の1つだけど、だからそれがすごく大切なものとなる。

チェリーが今までSNSに打ち込んできた自分の俳句を叫び続けて、
スマイルに思いを伝える。
(スマイルが言う「可愛い」の意味が広すぎてわからないの同意過ぎる。
花火が可愛いってなんだよ、自販機とかも)

「君がスキー!!」
花火どーん!!

マスクを外して笑うスマイル。


めっちゃ最高じゃないか。また観る!!!!
記憶にないシーンが結構あったので、前回は途中で寝落ちしつつ見てたっぽい。

半分寝ながら観たんであろう映画でも、やっぱり俳句が良くて。
影響されて、前回映画鑑賞後に歳時記を買いました。

探してみたら驚くほど高かったので、この文庫本サイズを。
辞書って何でも楽しいから、無限に読んでられる。
実際、めちゃくちゃ面白い。


あー、めちゃくちゃ楽しい。
【マイ川柳】で記事を書くのも面白いかな。
ってことで今回2つ書いてみる。
歳時記からは「ソーダ水」を夏の季語に選んでみた。

【マイ川柳】
映画観て 夏を感じる 屋内で

ソーダ水 氷とリンゴ酢 生き返る 

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