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成人式の夜の自分に言いたいこと

やふぅー٩( 'ω' )و
今回は、リセット癖(≒リセット症候群)のある自分に、初めてちゃんと向き合ったんじゃないかと思った出来事を書きます。

成人式の夜は、はっきり言って地獄だった。
小学校が複数回変わっていた私には、「元◯組」であるとか、思い出話に咲く話がなかった。
たまたま、成人式を迎える時に住んでいた場所だ。

誘われるままに、居酒屋に足を運んだけど、もっと考えるべきだった。

さっさと帰りたかったけれど、みんな酔っ払い始めて、会計を誰に払えば良いのか分からない。
幹事を探すことを含めて、全部バカらしくなって、個室に1人座っていた。

グラスからこぼれた酒や、水。
誰かのタバコの箱は、中身が入ったまま吸えやしない。
水を含んだ別の何かになっている。
聞こえる音も、見える光景もすべて頭にくる。

飲み会が終わり、特に誰かと名残惜しんで会話することもなく、
友達と別の場所で二次会に行った。

小学校から中学校へ。
中学校から高校へ。
高校から大学へ。
大学から社会人へ。
社会人になった後も、転職する度にそこで離れる時に、挨拶代わりのように連絡先を交換する。

もう、会わないだろう。
どこまで社交辞令なのか分からない。
そんなもんいらない。

自分が傷つきたくなかったのか、疲れてしまったのか。
(単純に、人を忘れてしまっている時もある)
最近だと、2度目の学生生活をした時に、LINEを2度消した。

だが、しかし。
しかし。
最近、10年ぶりくらいに集まる人たちと、新年会が行われた。
誘われること自体に驚いた。

最近、「やべー覚えてない」と思いながら、何人もの人と会話をする時があった。

10年ぶり?
覚えてんのか?(色々あった)


新年会の帰り、ふと気づいた。
成人式の夜のあの嫌な記憶が、更新されたような感じ。
というか、モヤっとしたままの記憶がはっきりと薄れた。

何年も会わなくても、会う人は会う。
そう思ったら、もう人の記憶を意図的に消す必要を感じなくなった。
どれだけ会っても、会わなくなる人もいる。
そして、記憶から消える人や、忘れたい経験。

成人式の夜、小学校は転校多かったなー。
全然分からんわ。
そう思って、早く飲み会の終わりを待っていた私よ。
大丈夫だ。

その数年先には、相手を覚えていないことでブチ切れられる。
自分自身に、忘れて過ぎであることに焦る。
自分は大丈夫か?と本気で心配する。

「どうせ終わるなら」なんて思わなくても、もうリセットしなくても良いんだ。
続く人だけ、大事にすれば良い。
忘れちゃいけない人は、頑張れ。

なんだか、とても幸せな時間と空間だった。


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