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本レビュー

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読んできた本、おすすめ本はこちら。 漫画も含むことにする(細分化し過ぎると、雑多になる)
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#十二国記

東の海神 西の滄海

読み終わったテンションで、そのまま書く٩( 'ω' )و 読むの2回目?3回目?結構内容を忘れてしまう。 小野不由美著 『東の海神 西の滄海』 (新潮文庫、2013) もしかしたら、これが十二国記で1番好きかもれない。 十二国記シリーズは読む度、あーマジ最高っす…これ最高…ってなるから、 最高がいくつもあるみたいになってるけど。 『東の海神 西の滄海』 これは、本当に色んな読み方で楽しめる。 尚隆と六太。 この2人に頭を悩ます朱衡、成笙、帷湍。 (個人的には朱衡が最も

白銀の墟 玄の月

やっと第四巻を読み終えたー!! 読み終えた爆発テンションで書いてみようと思う。 ※ネタバレあり まず、読み終えた!! 『十二国記』をいつから読み始めたのか忘れたけど、 新刊を所持しているのにもかかわらず、 読むのにこんなに時間がかかった本はない。 色々あったからもあるんですけど。 読み終えた達成感と、終わってしまった悲しい感じ。 でもページの最後は、続きがありそうな終わり方をしている?よね? まず、泰麒!!!! 一体いつから作戦が始まっていたんだ?! こういうキャラが

『十二国記 白銀の墟 玄の月』を第三巻まで読んで小休止した

シリーズものの本を読んでいて、これほどしんどい!!と なったことはあるだろうか。 第2巻を読み終えた私は、どこを見るわけでもなく 「えぇ…しんど…」と思わず言ってしまった。 こんなの初めてだ。 その後、第3巻に入っても「どうなっちゃうの、これ?」と 思いつつやっぱりしんどい。 「しんどい」 これには、色んな使い方があるでしょう。 とにかく私の場合、第2巻まで読んでいて思ったのは 物語が進んでいる感じがないから。 ページが進むにつれ、情景の細部が記されている。 けれども、そ

十二国記 風の海 迷宮の岸

きてしまった、Episode2。 ※ネタバレあり 記事を書こうと本を開き、PCを開く。 ダメだぁ(´・ω・`) 普段からない語彙力が、さらに消える。 言葉にしようとするも、その努力は虚しく消え去るほど素晴らしい。 そんなこと言ってたら、いつまでも書けないので書いてみる。 私が思うに、人とは自身の生まれた意味(目的)を知りたいと望む。 それゆえに、特定の思想や哲学があるとかないとか。 専門家が、そういうことは教えてくれますよ、きっと。 なんのために生まれたのか? それが

十二国記 月の影 影の海(上下巻)

この本の表紙絵、最初に買ったガイドブック表紙絵の赤い髪の女性!! Episode0から随分と変わるじゃないか。 これが最初の感想。 ※今回の記事、ネタバレありです。 「ネズミが出てくるまでは耐えて」と言われたこの本。 ネズミ登場の前にも獣ばかり出てくるので、 このネズミもその類かと思ってたら違った。 さて、ネットを見ると元祖、異世界ファンタジーだと書かれている、 この物語。 この本を読んだ最初の感想は、Episode0を読んだ時と結構似ている。 ネズミ(楽俊)が出てくる

十二国記 魔性の子

まだ周回プレイ終わってないのですが、 読み進めるためにも書いていきます(セルフ激励的) ネタバレありで書いていきますが、原則1つの記事にはタイトル本の 内容についてのみ書いていきます。 人が本当に恐怖を身近にした時、どのような行動をとるのか? その人の本性こそが、もしかしたら最も恐ろしいのかもしれない。 そう思わされた内容。 さて、実は私自身あまり分かっていない「祟り」という言葉がある。 我々の経験や知識からは、結論付けられない出来事や事象がある。 自身の周りで起きたら、

読書で苦手なジャンルが生まれる理由

読みたいから手を出したのに、なかなかスタート出来なかった『十二国記』。現在進行形で、エピソードゼロから読んでいます。 ※ネタバレなし なかなか読書スタート出来なかった理由は、途中挫折の懸念。 漢字ばっかり!!!!(ふりがな有) いや、そういうことじゃないんだ(´・ω・`) 『ダ・ヴィンチ・コード』や『ハリー・ポッター』にハマっていた頃。 ずーっと読んでたら、国語の先生と数学の先生に言われたこと。 「面白いの?」 彼らが言うに、名前や地名が覚えられないから読み進められな