1平凡?平均以下、な人生を生きてきた私。

29歳、独身、資格なし。転職歴2回。奨学金あり。

今の私を表すとこんな感じ。
なんならもう少しで「精神疾患者」「無職」も追加されそう。

中小企業のおもちゃメーカーで働いて、出世を目指していた私が、
セクシュアルハラスメント被害に遭い急に心が折れてしまい、現在休職中。
そんな中でも勤務先の会社のおもちゃは子供のヒーロー顔して家電量販店や
おもちゃ専門店に並んでいる。シンプルに腹立つ。
この世の理不尽を目撃して、
なるべくそんな理不尽を受ける人が減ったらいいな、
でも、残念ながら被害なんてもんは事故と同じで、自分が意図しなくても巻き込まれたりしてしまうものだから、せめて防御・反撃力をつけて、
泣き寝入りの人生を送る人が少しでも減るよう、経験談を書いてみる。


でもまずは、人生に急に疲れてしまい、迷走期に入っているので、
これ以上気持ちを滅入らせないためにも、
自分の人生を振り返ってみようと思う。

私の今までの人生を振り返ると、
「割とラッキーに生きてきた」方だと思う。
小学生の頃は習い事をいくつもさせてもらえたし、
問題児だったのに友達が途切れたことはなかった。
もちろん、子どもなので一時期友達から仲間はずれにされたな、
なんていう傷ついた記憶もあるけれど、
それ以上に友達と一緒に過ごした記憶の方が多いのだから、
きっと幸せな方なんだと思う。

唯一、学生だった頃の苦い思い出を浮かべるとしたら、父親との関係性。
いわゆる父は亭主関白な上に、男尊女卑が少しばかりあった。
家事手伝いは女が率先してするもの、免許は女は不要、
俺が稼いでいるから家の中では俺がルール、な人だったので
中学生〜大学生まではとにかく喧嘩をしまくり、
父親が私を殴ったことを理由に大学生のころ、
いつの間にか両親は離婚していた。
ただ、父も頑固なところはあるけれど、
とにかく私は口が悪かった(過去形でいいのか?)ので、
父だけが悪い訳ではないし、今では和解して、
一緒には住んでないけどお墓まいりは一緒に行くし、
一緒にご飯もいく。
そんな感じ。

中学生時代はというと、またまた大問題児として過ごした。
が、楽しかった。とにかく楽しかった。
当時私は好きな芸能人の追っかけにはまっていたし、ヲタク友達もいた。
公立だったので、中学生までは何をやっても
「退学にはならない」を口癖に、教師に反抗しまくっていた。
実際、大人になってから思い返してみても、
理不尽だと思う理由で怒られまくっていたので、後悔はしていない。
黒歴史ではあるけれど。
幸い私には「あの時の自分たちは黒歴史だね」と話せる友達がいたし、
一緒に会議室に呼ばれた友達もいたから。
大人になった今、過去に戻れたら同じ道を選ぶかどうかは
わからないけれど・・・。
今思うともっと上手な生き方があるからね。

あとこの時はとてつもなく自己肯定感が高かった。
目は奥二重(というか一重)、黒い肌、ちび普通体型、勉強中の下、と何一つ自信を持てる要素はなかったし、モテてもこなかったのに、あの年齢特有の自信が自分にはあった。
なんなんだろーね、あれ。
とにかく、偉そうに人を上から見ている嫌な中学生だった。
だけど、当時の自分たちはそれが楽しかったので、
毎日幸せに過ごしていた。

高校は、都内私立高校(偏差値底辺)に単願(試験が面接と小論文のみで入れて落ちることはほとんどない)で入学した。
ここで私の無駄に高かった自己肯定感はだだ下がることになる。
みんなちゃんとかわいい。
メイクすら中学校卒業寸前に急いでやり始めた私は芋Of芋。
しかもダンスをやりたいとか、吹奏楽で頑張りたいとか、芸能で頑張りたいとか
なんか夢持っている人ばかり。
私は芸能もダンスも楽器も習い事としてやっていたけど、どれもこれも
高校生まで続いていなかった。
”継続”や”努力”というどんなものにも必要な能力が自分にはないことをここで悟った。

高校生になったら自然とできると思っていた彼氏もできる気配がなかった。
バイトを始めてみたけど、初めてのファミレスのバイトは
いま思えばパワハラに近い叱咤の連続で、何も楽しくなかった。
当時の出勤は週二日、混み合う秋葉原でホール一人。
パニックでお客様からの依頼も忘れてしまう。
いま思えばこの時くらいからネガティブの癖がつき始めたのかも。
当時はとにかくバイトに行きたくなくて行きたくなくてたまらなかった。
学校も、それなりにはもちろん楽しかったけど、
中学校が楽しすぎたのか、あまり楽しく感じなかった。
私の年代は”野ブタをプロデュース”とか”プロポーズ大作戦”とか
高校生の青春ドラマを見て育ってきているから
もしかしたら高校生への憧れが強すぎたのかも。

ちなみに初めてちゃんとした恋も高校生でしたけど、
しっかり振られた。
ついでに思春期ニキビもたくさんできて外見へのコンプレックスが
とにかく激化していった。
関係ないけど、今思春期ニキビに悩まされている子がいたら、
”自分の肌質を知ること”を最優先にしてほしい。
脂性肌なのか、乾燥肌なのか、混合肌なのか。
私は混合肌だけど、当時は乾燥肌か脂性肌しかないと思っていたので、
思い込みで乾燥肌だと思い込み、ニベアを塗ったくった。
乾燥肌にはニキビに良いと言われるニベアだけど私の肌には合わなかった。
当然だ、混合肌なのだから。
混合肌に良いと言われる化粧品に出会うまで2年くらいかかった。
花のJK時代が台無しである。
中学生の頃はニキビなんて2日も経ったら治ったから、
医者にも行かなかった。バカである。
本当にもし今の子たちで困っている子がいたら、
時間を無駄にしないでほしい。

話を戻そう、そんなこんなで私の高かった自己肯定感は、
高校の頃から徐々に崩れ始めることになる。

この記事が参加している募集

#自己紹介

230,057件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?