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【Live2D職人募集】20年来の自画像イラストをMidjourneyに修正依頼したら、犯罪級のポルノ画像になった話

自分の絵のアバターが欲しい。

らくがきテイストの、インナーチャイルドの自画像に受肉したい。


この子

でも、あまりに素描すぎて、パーツ分けしたりとか、そう言う作業に入ると違和感しか出なくなってしまう。

だから、まずアバターにふさわしい物質感がある状態まで、絵を精錬したい。

AdobeのCharacter Animatorをいじったり、自分でも挑戦したことはある。

でも、どうも時間をかけて描くほどダメになる傾向が裏目に出てうまくいかない。

そうしてあきらめた経験があるわたしにとって、AI絵師の民主化は、神の降臨のような奇跡だった。

しかし、いざAI絵師にお願いしてみると、これもまたうまくいかない。

有用そうなプロンプトを調べ、試行錯誤しながら、何度も何度もMidjourney Botに

/imagine prompt:

しまくった。

しかし、その結果は、散々なものだった。

AIの想像力が豊かすぎて明後日の方向へ

まず、送り込んだのは、この画像だ。

結果がコレ。

なぜか、家具、車、家に組み込まれる。
ロボ化した。
元のテイストは維持されたが、何か違う。
なんで、ふたりもじいさんが混じっているんだ…??
ぬいぐるみ化した。

かわいいけど、その髪の毛、おっぱいじゃありません。

そっちの方が、需要ありそうだけどさ…。

やっぱり、それ用に画像を描かなければ無理そうだった。

仕切り直して、わかりやすく色を塗る

仕方ないので、あたらしくニュートラルな図像として描いてみた。

しかし、こういうふうにしっかり描いてしまうと、この時点でなんか違う感が否めない。

でも、仕方ない、これでお願いしよう。


全面に色を塗ると、なにもかもが失われた感

その結果がこちら。

虐待が疑われる、不穏な空気
どすこい赤ちゃん。ホラーだよ。

まったく、使う気になれない画像のオンパレード。

どうして…、どうして分かってくれないんだよ、Midjourney…!
めちゃくちゃリアルな絵は描けるんだよね?

そこまでしなくていいんだよ。この程度のしょぼい絵をちょっと修正してくれるだけでいいのに…!!

自分がやっていたことのヤバさに気づく


ちなみに、この生成過程では、ここには掲載できなかった、児童ポルノ禁止法にひっかかりそうな画像があった。

なぜか、リアルな幼女の顔に裸の下半身がくっついた二頭身の怪奇な姿の画像もあった(ここには非掲載)。

マシな一枚を、一部隠して掲載するけど、これは、完全にアウトだ。

ぼかしやモザイクだと、むしろアウト感高まるので黒で潰しました。
期待されたジェントルマンの皆さん、すまんね…!
でも、いいですか?コレ本当は43歳のおばさんであることをお忘れなく。

おむつがなぜか、上着として認識され、下半身がノーガードになってしまっている。

白地にリボン=胸のリボン とパターン認識されたっぽい。
それにしても、猥褻画像すぎるだろ。

って…それもそうか。

20年ももう同じ絵を描き続けているせいで忘れてたけど、

まだ子どもがいなかった、2009年ごろキャンバスに描いていた画像

(↑育児の合間に描いていたころ)


自分の描いている画像、フツーにみたら、パンツ一丁の幼女だもんね。

「いや、これ43のおばちゃんのインナーチャイルドなんで!あとこれ、パンツじゃなくてオムツなんで!」

…あかん。

明らかな幼女のアニメ絵のポルノを、18歳ですと無理やり言ってる業界の商品より説明が無理すぎる。

こんな理屈、AIに分かるか…!

もはや、大人用オムツを早めにデビューするくらいしか、自画像として押し通す術が思いつかない。

AI画像生成が倫理的な規制あるいは監視対象になるのは、時間の問題。

これ以上、AIにこれを頼むことは、アカウントの息の根を止める危険行為であることを察した。

誰か、描いてくれる人を探すことにした

写真からイラスト、雑なラフから高精細なCGを生成するのは朝飯前のMidjourney。

でも、コンセプチュアルかつ、雑な画像を単純に精錬するのは難しいようだ。

そう言う意味では、AIって感情がないとか、なんでもできる代わりに個性がないかのような言われようだけど、

自分の画風以外は絶対に描かない、めちゃくちゃ頑固な職人みたいだ。
(猥褻画像は平気で作るくせに…!)

まあ、技術的には可能だけど、多分需要がないからそういう注釈付きでの利用が今はできない、ってことに過ぎないんだろうけど。

パーツ分けからお願いできるLive2D職人、募集

というわけで、わたしのこのインナーチャイルド自画像を、元画像のゆるい線画の雰囲気を維持しつつ、髪の毛のみ立体的に着色、動きは髪とできればオムツ、表情はシンプルな口パクと瞬き、これも可能なら表情に合わせて手足のちょっとウザい動きをするLive2Dにしてくださる、「人間さま」を探す旅に出ることにしました。

旅に出ると言っても、ネット空間なので本体はむしろイスに貼り付けです。

できれば、わたしの表現スタイル(というほどのものでもないが)をご理解いただける方にお願いしたいので、評価と金額ベースのスキルマーケットではなく、娑婆でマッチングしたいと思っております。

せっかくの機会、同様の「人間でなきゃ無理」系のアバター制作を希望する人へ参考として記事化したいので、

過程をオープンにしてもOK!という方、ぜひご連絡ください(もちろん作家さんとしてリンク付きでご紹介します)。

あまり相場感なくておはずかしいのですが、予算は3万程度で考えております。
(ざっと調べた限り、そもそも動くパーツが少ないシンプルな線画の二頭身かつパーツからのデータ制作実例が見当たらなかったので、どこにコストがかかるのか分からずに書いています)

(あきらかに相場的に無理筋なことを言っている可能性も大なので、その場合は、ご指摘の上希望金額をご提示ください…!)

(予算調整のため、原画のブラッシュアップのち、パーツ分けはこちらでやる、一部動きのカットなども応じます。ブラッシュアップアップのみお引き受けいただけるという方、Live2D化のみお引き受けいただける方もご連絡ください。)

心ある人間の職人のみなさま、あなたのあたたかい手をどうかお貸しください。

なにとぞ、よろしくお願いいたします…!

アバターにはできないけど唯一気に入った画像を、画像にライティングできるhttps://clipdrop.co/relight
ってサイトで精錬してみた。
「おねがい」ポーズ!


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AIとやってみた

自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。