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ねお
2020年2月22日 22:09
…ペタッ…ペタッ…ペタッ…ピタッ…とダルそうな彼の足取りが止む。…ザクッ…カチッ…ガチャッ…「え…?」勢い良く…けれど、ほんの少しだけ開けたところで、今朝点けた記憶のない灯りが洩れ出し、彼は直ぐ様、…カチャ…そっとドアを閉めた…。─俺…やらかした?─気を抜くと、たまに間違えそうになるそのドアには、不親切にも端[はな]から部屋番号の表示がない…。…ハッ…として、首を時計回りに捻っ