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「可動高座デパンダンス号」こけら落とし

ついに可動高座デパンダンス号での初高座。初喋り。

リヤカーによる移動式高座デパンダンス号。ついに落語を披露する機会に恵まれました。舞台は新長田の丸五市場で行われたArt Project KOBE 2019 TRANS-(TRANSKOBE)のオープニングパーティー。今回のメインアーティストであるグレゴール・シュナイダーさんとやなぎみわさんやパーティーに招待されたみなさんの前でやらせていただきました。

大変晴れがましい場でのデビューとなりデパちゃんも喜んでいると思います。

丸五市場のアーケードの天井が低すぎて(というかデパちゃんの身長が高すぎて)看板を取り外さないと中に入れないというハプニングもありましたが、なんとか設置完了。
場所はなんと三國志での町おこしをしている新長田とあって劉備玄徳像の前でした笑。

グレゴールさんややなぎみわさんの挨拶もデパちゃんの前で行われました。
(ちなみに美術手帖さんのwebにデパちゃんの前でしゃべるグレゴールさんの写真が持ち主より先に掲載されましたw  https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/20547)

皆さんが丸五市場内の様々な飲食店のおいしい料理やお酒を召し上がってる最中の高座。

商店街のアーケードでのネタ披露とあって自分史上最も縦長の客席にむけてしゃべることになりました。

反応は上々!だった!はず!

出番のあと、このリヤカー高座のお手本であるステージトレーラーをつくられたアーティストやなぎみわさんとお話することが出来て、怒られなかったので安心しました笑。展覧会にも足を運び、本当にリスペクトしているアーティストさんなので光栄でした。

僕が2017年度に住んでいた別府のアーティストインレジデンス「清島アパート」が生まれるきっかけになった芸術祭「混浴温泉世界」総合ディレクター芹沢高志さんとも喋らせていただきました。芹沢さんがよくされているホワイトキューブ(美術館)からストリートへ、という流れがきているというお話も僕はすごく賛同してるし、それを劇場に置き換えたのがこのデパンダンス号のコンセプトなので(落語のおこりに戻ろうという動きでもある)期待してくださってるというお言葉をかけてくださったり、いろんな芸術祭に引っ張りだこになるんじゃないかというお話もしていただいてすごく嬉しかったです。別府のアーティストの代表(のつもりで)として神戸でこの企画に参加したのでストーリーが繋がったような気がしました。

場を盛り上げたら任務完了。すぐ移動。この日は丸五市場から御崎公園駅のあたりまで。夜の移動は車通りが少ないのでわりと楽でした。

ストリート落語家は待機も外。かっこええですね。

TRANSKOBEの期間中、神出鬼没、神戸の様々な場所で落語をします。オリジナルステッカーもお渡ししますので、ぜひ情報をチェックして聴きにきてくださいね。http://trans-kobe.jp/events/talk/entry-145.html

またTRANSKOBEが終わる11月10日以降のデパちゃんの行先も募集しております。気軽にご相談ください。nerakugo@hotmail.comかhttps://twitter.com/taiyu2020 にDMください。

(月亭太遊 つきていたいゆう)


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