般若心経に学ぶ
にゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃにゃにゃーにゃー♬♬・・・こ、これではいかん!!
と、
キッサコさんの般若心経を一緒に口ずさめるようになりたいと☆。。。゜゜。。☆彡
般若心経♬
観自在菩薩 :かんじざいぼさつ
:観音菩薩が
観音菩薩→菩薩。菩薩→仏教の悟りをえようとする人のこともいう。
行深般若波羅蜜多時:ぎょうじんはんにゃはらみったじ
:深い知恵の完成のための行いをされている時
般若波羅蜜多→知恵の完成
照見五蘊(うん)皆空:しょうけんごうんかいくう
:人間をつくっている5つの要素(五蘊(うん)→①色:モノなどの存在のこと ②行:意思 ③想:思い浮かべる ④受:受けたことを感じること ⑤識:意識など、知覚して作用する心のこと)なんてみんな実在しない
・照見:わかった
・空:実在ない事
度一切苦厄:どいっさいくやく
:いっさいの苦悩(すべての苦しみや災い)を取り省かれた
・度:とりはぶく
舎利子:しゃりし
:しゃりし(さん)よ、←呼びかけ
・舎利子:仏教の開祖の釈迦の弟子の一人
色不異空:しきふいくう
:形あるもの(色)は、実体(消えないで存在しつづけるもの)がないものと同じ
・空:実態のないもの
・色:物体など形ありて存在するもの
空と異ならナイ(不)だろうか?いや、そうではない、同じだ。→不異:ことならないことあろうか?いや、異ならないことはない。
空不異色:くうふういしき
:実体がないからこそ、一時的に形あるものとして存在する。
・色:形あるもの
・空:実体
・形あるものが存在しないと(実体がないことは)違うことがあろうか?いや、同じだ。
色即是空:しきそくぜくう
:(だから)形あるもの、すなわちこれ、実体のないものである。
・即是(そくぜ)→A即是B:AとBは同じだということ
空即是色:くうそくぜしき
:実体のないもの、すなわちこれ、形あるもの(ともいえる)。→実体のないものが、形あるものとして存在しているにすぎない。
・空:実体のないもの
・色:形あるもの
受想行識:じゅそうぎょうしき
:色以外の、人間の要素である(色以外の)他の4つについてもそうだ。
・五蘊(人間をつくる5つの要素):肉体(色)、感覚(受)、想像(想)、心の動き(行)、意識(識)
亦復如是:やくぶにょぜ
:これ(是(正しいこと)→色(肉体)について語った”空即是色 くうそくぜしき:実体のない事が形あるとして存在”)と同じ如し。→また、さらに、再びもってして、これと同じ(他の4つについても)なのだ。
・亦:また~、さらに~、
・復:再び、さらに~、
→亦復:またまた~、更に~
・如是:この通り
舎利子:しゃりし
:舎利子さん♬→呼びかけ
・舎利子:仏教の開祖の釈迦の弟子の一人で、智慧に関しては一番で、智慧第一と言われていた。
是諸法空想:ぜしょほうくうそう
:もろもろ(諸)の物や心(法)には、実体がない(空)という想像(想)があるのは正しいこと(是)。→もろもろの、心や物には実体がないことから、
・諸:しょ←しょう×
不生不滅:ふしょうふめつ
:(だから)、生じたとか滅したとかもなく、
不垢不浄:ふくうふじょう
:よごれきよらのどちらもなく
不増不減:ふぞうふげん
:増えた減ったもなく、
是故空中無色:ぜこくうちゅうむしき
・是:正しいこと。
・故:だから
・空中:実体がないことの中
・無色:物体や肉体など形あるものが無い
→実体がない中だから形あるものがない事は正しい
→実体無き中には形あるものも無く、
無受想行識:むじゅそうぎょうしき
:(五蘊(肉体や物体(色)、感覚(受)、想像(想)、心の動きによって生じる事象(行)、意識(識)のうち、色以外の)残りの4つについても、そもそも無い。
無眼耳鼻舌身意:むげんじびぜつしんい
:(目、)耳、鼻、舌、体(身)、心(意)も限りなく無い
→目鼻耳舌などの感覚器官や心も無いし、
無色声香味触法:む”しき”””しょう”こうみ”しき””ほう
:物体(色)、声、香り、味、触覚、物心や善悪(法)も無く、
・声:セイ→さしす”せ”で終わるので、ふたつ飛んで”し”の段で”しょう”と読む。
・触:しき←しょく×
無限界乃至無意識界 :むげんかいないしむいしきかい
・乃至(ないし):あるいは、
・無限:限りなく無い
・無限界:物体(色)、声、香、触覚(触)、物心など全ての事(法)が無い世界
・意識:意識、知識などの識
→感覚、物体、知覚、物事が無い世界であるし、あるいはさらに、意識や知識の分野も無い
無無明:むむみょう
・明:悟りのこと
・無明:悟り無し→悟らない→無知
→無知も、無い。
亦無無明尽:やくむむみょうじん
・亦:または、さらに、
・明:悟り
・無明:悟り無しこと→悟らないこと→無知
・尽:底がない、限りない
→無知が尽きないことは無い
→無知がなくなることも無い。
乃至無老死:ないしむろうし
・乃至:A乃至Bで、始点Aと終点Bの中間部分を表している。接続詞で用いる場合は、”もしくは”
・老:老い
→もしくは、老いや死も無い。→ということは(前の亦無無明尽(無知も尽きることがない)を受けて))、老いや死も無い。
亦無老死尽 :やくむろうしじん
・亦(やく):または、更に、もしくは、
・無(む):無い
・尽(じん):すべて尽くす、尽くしてなくなる
→ということは、老いや死が無くなるということも無い
無苦集滅道:むくしゅうめつどう
・苦集:苦しみの集まり
・滅:滅する
・道:方法
→苦しみも、苦しみを無くす方法も無い
無知亦無得:むちやくむとく
・知:知る
・得:得る
・亦(やく):または
→知ったり得たりする事も無い
以無所得故:いむしょとくこ
・以:~をもって→前の内容の”知るも得るも無い”を受けて→その事がら(”知るも得るも無い”)をもって→知るも得るもないのだから、
・故:~だから、→次の経に続く接続詞的なもの
・所得:得るところ
→知るも得るも無いをもって、得る所もないのだから、
菩提薩垂:ぼだいさった
・菩提薩垂:菩薩→悟りを求める生命あるすべてのもの
→悟りを求める者は
依般若波羅蜜多:えはんにゃはらみた
・依:~によって、~でもって:by→よりどころとなっているもの:よりどころとなっている状態
・般若波羅蜜多:般若心経の正式名称が般若波羅蜜多教:菩薩(悟りを得ようとする人々)視点(大乗仏教)で実体がない(空)、道理を得るための智慧(般若)の経典(書物)
→般若心経をよりどころとしているので、
→智慧を完成できる
故心無圭礙:こしんむけい”げ”
・故:だから、ゆえに、
・A無B:Bの無いA
・圭礙:心をおおう暗雲のようなもの、心を曇らせる要素、などなど(圭:”覆う”の意味があった)
→曇らせる要素が無い澄んだ心だから、
→心には何ら妨げるものはなく、
無圭礙故無有恐怖:むけいげこむうくふ
・無A:Aが無い
・故:Aだから(接続助詞)、and~、だから、
・無有:存在することがない
→心を覆う暗雲のようなものが何一つないので、恐怖もなく、
遠離一切転倒夢想 :”お”んりいっさいてん”ど”うむそう
・転倒夢想:誤った考え方
・遠離:遠く離れた状態
・一切:いっさいの
→いっさいの間違った考え方から無縁なので、
究境涅槃:くきょうねはん
・究:きわみ、きわめた状態でいること
・境:境地、状態
・涅槃:煩悩から解脱した悟りの境地、不生不滅(何も生じないから滅びることもない)の高い境地
・究境涅槃:四文字熟語で、”最高級の悟りの境”で”の意
→(高い悟りをえたので)永遠に静かな境地でいられる
三世諸仏:さんぜしょぶつ
・三世:過去、現在、未来
・諸仏:如来(仏(悟り目覚めた人)をたたえた名)
→過去、現在、未来で悟り目覚めた者たちは
依般若波羅蜜多故:えはんにゃはらみつたこ
・般若波羅蜜多:般若(智慧:道理を解し上手くこなす能力)
・依:よりどころとなっている状態である事
・故:~なので、”A、and~”、
→智慧の完成をよりどころとしているので、
得阿耨多羅三藐三菩提:とくあのくたらさんみゃくさんぼだい
・阿耨多羅三藐三菩提:最高の理想的な悟り
・得:得る
→このうえない悟りを得るのです
故知:こち
・故:ゆえに、だから
・知:知る
→だからこんな風に知るがいい
→ゆえに知ろうぞ
般若波羅蜜多:はんにゃはらみた
・般若波羅蜜多:般若(知恵)
→知恵の完成こそ、
是大神呪:ぜだいじんじゅ
・是:正しいこと、これ、→肯定する→~である。
・大神:偉大なる
・呪:真言(悟った菩薩、すなわち仏の言葉)
→偉大なる真言であり、
是大明呪:ぜだいみょうしゅ
・是:正しいこと、これ、→肯定する→~である。
・明:悟り→大明:偉大なる悟り
・呪:真言(悟った仏の言葉)
→偉大なる悟りのための真言であり、
是無上呪:ぜむじょうしゅ
・是:正しいこと、これ、→肯定する→~である。
・無上:上が無い→この上ない
・呪:真言(悟った仏の言葉)
→この上ない真言であり、
是無等等呪:ぜむとうとうじゅ
・是:正しいこと、これ、→肯定する→~である。
・無:無い
・等等:等々(などなど)→その他にも多々存在すること
→他に諸々ある真言でないので、→比類なき真言なので、
能除一切苦 :のうじょいっさいく
・能:能う(あたう)、可能である
・除:省く
・一切:あらゆる、全部の
→あらゆる苦しみを取り省けるので
→(最高の悟りこそ、)あらゆる苦しみを取り省き、
真実不虚:しんじつふ”こ”
・不虚:嘘でない
→真実であり嘘あらず。
故説般若波羅蜜多呪:こせつはんにゃはらみつた”しゅ”
・故:だから、ゆえに、
・説:述べる
・呪:真言(悟った仏の言葉)
・般若波羅蜜多:般若(知恵)
→だから(最後に)完成された知恵の真言を説いてみようぞ
即説呪曰:そくせつしゅわ”つ”
・説:述べる
・即:すなわち
・呪:真言(悟りをえた仏の言葉)
・曰:(真言)いわく
→すなわち、真言はこの様にいっておられます
羯帝羯帝波羅羯帝:ぎゃていぎゃていはらぎゃてい
・波羅:菩薩(悟りを得ようとする命ある者)が悟りを得るための修行、彼岸(仏道に精進し、悟りを得た境地(状態))に向かう途中の行
・羯帝:往く(目的地へ)
→往き往きて、彼岸まで往きて、
波羅僧羯帝:はらそうぎゃてい
・波羅:菩薩(悟りを得ようとする命ある者)が悟りを得るための修行、彼岸(仏道に精進し、悟りを得た境地(状態))に向かう途中の行
・羯帝:往く(目的地へ)
→往きた僧、彼岸に達し悟りを得た僧
→往きて、(仏道に精進、修行し)彼岸(煩悩を脱した悟りの境地のこと)に達した(悟りを得た)者こそが
→往きて悟った者こそが
菩提:ぼうじ
・菩提(ぼだい):悟り智慧を得ること、極楽往生し成仏すること
→悟りそのもにになる
僧莎訶:そわか
:仏教用語で、呪文のあとにつける言葉
→めでたしめでたし
般若心経:はんにゃしんきょう
般若波羅蜜多心経(正式名:はんにゃはらみたしんきょう):大乗仏教(悟りを得ようとする菩薩(悟りを得ようとする命あるもの)重視)の空(実体がなく空しいという真理)を説いた経典(記録辞典)
→(知恵の完成における最も大切な事が書いてある経典こそ、)般若心経である。
キッサコとは、薬師寺寛邦(ヤクシジカンホウ)の僧侶ボーカルプロジェクト。
フォークソングをルーツとし、仏教的なメッセージをテーマに楽曲制作をしている。
般若心経を音楽に乗せた仏教的なものもある。
グループ名は仏教用語の「喫茶去」(「お茶でものみながらごゆっくりと」の意味)に由来する。
by:Wikipedia
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