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告知:作家へのインタビュー企画

 ごきげんよう、みなさんクマでしょうか。倒されてください。

■告知:新企画「作家の頭の中をのぞいてみよう」

 このたび「作家の頭の中をのぞいてみよう」というタイトルで、商業作家に小説の作り方を聞いてみる記事を公開します。この記事はその告知です。

 内容としては、ここ数年間の間にデビューした小説家のみなさんに、その代表作を作るに至った背景や、やってきた工夫、そして将来への目標をお聞きする、というものになります。

 メインの読者はWeb小説の書籍化、受賞を目指す方と考えていますので、お話は、できるだけ最近デビューした方から伺いたいと思っています。

 第1回目は以下の予定です。
 作家: 輝井永澄先生
 日時: 4月24日(金) 20:00
 作品: 空手バカ異世界

■企画の背景

 この企画は、Web小説界隈で「創作論」なるものが流行っていたのを見て思いつきました。だいたい「こうすればPVがつく」「こうすれば書籍化できる」みたいな感じなんですが、この手のことを話したがる人がずいぶん多いんだな! と思ったのです。私も多少、小説を書いているのですが、その活動は漫然としたものでしたので、テクニックやリサーチを真剣に考えたことはなかったので、驚いたものでした。

 ところがそんな創作論に耳を傾けてみると、その中には「たしかに覚えておいたほうがいい」ようなものと「単なる思い込み」が混在していて、時には知識や情報を自慢するために使われていたり、虚しく陳腐化したりしたものもたくさんあるように見えました。

 私個人としては、参考にしたものも結構あるし、効果もあったなぁと思ったものもあります。タイトルのつけ方とか人称のとらえ方とか。その一方で、なんの意味も価値もないものもたくさんあったなと思っています(笑)。面白いなと思ったことを言っていた人が、次の瞬間に変なことを言い出したりするのも見てきました。

 まあそんなのも含めて面白さではあるのですが、個人的には、小説は一人ひとり書き方も違うもので、成功のための一般論なんかないような気はします。

 ですが、すくなくとも一定の成果を出した人は、それぞれ何かを考え、何かをやったはずです。そして数多くの作品の中から突出し、結果を出したわけです。であればそれを記録しておくことで、今後デビューを目指す人たちにとって、資料のように使えるようになりそうな気はしました。

 だったら自分の持論をひけらかすよりも、そういう人たちの話をまとめてみたほうが面白かろうと。

 そして皆さん一人一人の中に、それぞれの目的を達成するための創作論が生まれれば、それでいいのではないかと。この企画をスタートすることにした背景は、そんなところにあります。

 最後にですが、記事の執筆はかなり時間も手間も必要になるものでして、申し訳ないですが有料にしようと思います。1回200円、7000字以上を考えています。

 現在継続中の格闘家・武術家へのインタビュー記事「武人の語り場」と同様、こちらも応援いただければ幸いです。

 ではでは、梧桐でした。

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