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採用面接は自分という商品の売り込み

ユニコーン転職ラジオ第155回の感想です。

▼今日のユニコーン転職ラジオ

今日は、154回のコメント(転職では志望動機ではなくスキルや経験に100%注力すべきなのか)に対する回答で転職における志望動機の位置づけという題材でした。結論としては中途採用においては仕事に活かせるスキルや経験が重要視されることが大前提とした上で志望動機も大切ではあるという話です。

▼採用面接は自分という商品の売り込みをする場

新卒でも中途でも採用面接の位置づけとして共通しているのは、自分という商品を売り込む場だということだと思います。言い換えると商品(自分)を企業(買手)に営業して提案しているということになります。提案において、必要な要素は主に以下の三つです。

WHY:なぜ企業(買手)に対して商品(自分)を売り込むのか

WHAT:企業(買手)に対して商品(自分)がどんなことができるのか

HOW:商品(自分)は企業(買手)に対してそれをどのように実現するのか

その上で新卒と中途の違いは商品(自分)の社会人としての実績有無になります。

新卒:実績無し(多くの場合は)

中途:実績有り

新卒の場合は経験・実績がない場合がほとんどだと思うので、商品(自分)を売り込む際にWHY(なぜ)の部分が重要視されます。WHAT(何ができるのか)やHOW(どのようにやるのか)といった経験やスキルは当然ながら実績が無い、もしくは少ない場合が多いからです。逆に、中途の場合はWHY(なぜ)よりもWHAT(何ができるのか)やHOW(どのようにやるのか)の経験やスキルが重要視されます。

WHY(なぜ)、WHAT(何ができるのか)、HOW(どのようにやるのか)のセットはいづれも必要ですが新卒と中途によって重みは少しバランスが変わるのかなと思います。

▼やりたいことの有無

人には二つのタイプがいて「やりたいことが明確に有るタイプ」と「やりたいことが明確に無いタイプ」に分かれます。志望動機を考える上でもこのタイプは影響を受けます。私は後者の「やりたいことが明確に無いタイプ」で、多くの人はこちらに当てはまるのではないかと思います。このタイプ分けについては、先日も紹介した「転職の思考法」でも整理されています。

「やりたいことが明確に無いタイプ」はBeing型と整理されていて、このタイプはどのような状態でありたいかを重要視します。一方の「やりたいことが明確に有るタイプ」はTo Do型であり、何をするかに重きを置きます。新卒でも中途でも職業選択や志望動機を考える際に自分がどちらのタイプであるのかを知っておくと余計な悩みを抱えなくてすむかもしれません


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