潰れそうな会社はすぐ辞めるべきか

ユニコーン転職ラジオ第171回の感想です。

▼今日のユニコーン転職ラジオ

今日のユニコーン転職ラジオは「二項対立」でモノを見ると間違えるという話でした。就職活動が本格化する時期で、よく聞く相談で「大手に行くかベンチャーに行くか」という話があるがこの二つは比較にならないという話でした。

大手か否かを市場シェアの多寡で考えると大手⇔非大手となります。一方で組織の大きさを表すとしたら大企業⇔中小企業という軸になります。この二つを四象限で表すと「大手⇔非大手」×「大企業⇔中小企業」というマトリクスになりますが、ベンチャーという考え方はこの中の一点では表せません。

仮にベンチャーを急成長企業とするならば、ある時点の一点では表せず時間軸上での成長曲線でしか表現が出来ません。この視点は目から鱗だが確かにそうだなと思います。

マトリクスの部分など文字だけでは分かりづらいと思うので今日のユニコーン転職ラジオを聞いてみてもらうのと、こちらのnoteでも同じ内容が解説されています。

▼急成長企業の逆は何か

今日のVoicyは「大手企業⇔非大手企業」と「大企業⇔中小企業」という軸の話でした。一方でユニコーン転職ラジオでよく話題に出る急成長企業の反対は何でしょうか。成長の反対なので衰退なのではないかと思います。

私が転職する前に勤めていた会社は売上や社員数でいうと急激に衰退していました。COVIT-19の影響ではなく、それ以前に業績が悪化していた時期があります。このままいくと会社が潰れるという直前の状態までいきました。

周りの同僚は多くが転職や様々な事情で離れていく中、私は会社に残り続けていました。担っていた仕事を手放すことでお客様に迷惑をかけるのも嫌だったので、区切りの良いところまではやろうという思いもありました。

▼潰れそうな会社はすぐ辞めるべきか

売上や社員数でいえば衰退していましたが、潰れそうだった会社に勤めていた経験は結果的には良かったです。

周りの同僚や上司がどんどん辞めていくので、残った自分には普段回ってこないような責任ある仕事を多く任せてもらえました。そして結果を出すことで昇格も早くなりましたしその分昇給もしました。

後で振り返るとこれは「潰れそうな会社に居続けると色んな経験が得られる」の状態だったと思います。

▼まとめ

衰退していて潰れそうな会社に務めていると聞くと一見悪いことばかりなように思えますが、一概にそうとはいえません。私の場合は責任ある仕事が回ってきて昇格昇級に繋がりました。

その時期に関わった仕事では結果を残すことが出来て自信に繋がり、同僚やお客様とは良い関係を築けました。ちなみに、その会社ではその後のコロナ禍ではむしろ業績が上向き始めるところまで立て直すことが出来ました。

急成長企業とは逆の話になりますが、衰退企業に務めるのも一概に悪いわけではなかったという話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?