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15日仕事辞めて26日面接受けて29日採用された
2023年、3年続けた接客業を辞めました。
転職すると決めた時「次は事務の仕事にする!」と友達に宣言しました。
理由はこの歳まで接客業続きで、365日休みがなく、大晦日も元旦もお盆休みも何もありませんでした。もう我慢ならん!!土日祝、盆も年末年始も休みで、ボーナスも出る会社に転職する!もう接客は疲れた!事務の仕事するぞーーー!!
友達には、そう言っていました。
本音は「接客業に対して自信を無くしたから」
……なかなか友達には言えませんでした。
(ようやく今現在、数人かには話せましたが)
高校生のバイト時代からほぼ接客業しかやってこなかった自分にとって、接客は好きな仕事だし、どこでもどんな職種でもやっていけると自信がどこかにありました。そもそも接客業の面接で落ちたことも人生の中で一度もありません。
それも変な自信(自惚れ)に繋がっていたのかもしれません。
関東を離れた時、初めて地域性の違いという壁にぶち当たりました。
私が話す標準語が気に入らない、気に障る、バカにされてると感じる人が多く居たのです。
上司にも「話し方は変えられないだろうから、違う点を努力して」と言われましたが、接客業はまず笑顔、言葉(話し方)ありきです。
接客業をやってきて、こんなにもクレームを貰ったのは初めてでした。
後半は売り場に立つこと、お客様と接すること、目を合わすことも不安になり、怖くなっていて、けれどそんな気持ちに負けたくないと顔を上げて……
対策を考えながらも、自信をなくし、途方に暮れた時。
私は思い切って別の職場に行ってみました。
今は便利な世の中です。
タイミーで単発の仕事を入れてみることにしたのです。
自分の接客の何が悪いのか、原因や改善の方法を探るつもりでした。
そしてその環境から少しでも離れて気分転換をしたいって言う気持ちもありました。
同じ地域、県内であれば、私の言葉遣いを不愉快に思うのは一緒かもしれません。
けれど私は元より思い立ったら即行動!です(笑)
同じ地域、本来の職場の隣の市で同じ職種の接客業にチャレンジしてみました。
……驚いたのは、たった隣の市でも、かなり住んでいる人の種類?は違うことです。
一度だけでは確信が持てないので隣の市で5回くらいタイミーを入れてみました。
他の職場で私がクレームを貰うことは一度もありませんでした。
隣の市だけではなく、もう少し離れた場所、違う職種の接客業にもチャレンジしてみました。
そこでもクレームを貰うことはなく、タイミーで一日行っただけなのに、とても気に入ってくださって、何度もお誘いを受けて本業には内緒でコッソリ働いていました。
本業とは全く違う雰囲気(忙しさはタイミーの職場の方が上でしたが。笑)従業員さん、店長さんの温かさに私は本当に救われました。
自分はもう接客業出来なくなってるんじゃないかと自信を完全に無くしていた私に、たくさん誉め言葉と笑顔をくれました。
タイミーで来てるだけの私に制服と名札まで用意してくれました。
私はまだ、接客業が出来る。好きなのは変わってないんだ!
そう分かったことが、すごくすごくすごく救われた。うれしかった。
そう思わせてくれる人たちに出逢えたことが幸福でした。
ここでならまた接客業が出来る、本来の職場をすぐに辞めてこっちで働こうか、そこまで思いました。
さすがに本業の上司にもそれまでお世話になった義理はあるので、伝えた退職日までは働きましたが(^^;
もっと早く、思い詰める前にタイミーを始めてあの職場に出逢えていたら、私は引っ越さなかったかもしれません。
引っ越しはクリスマスでした🎄
15日まで働いて、25日に引っ越し。
新幹線で東京へ向かう前に、タイミーでお世話になった職場に菓子折りをもって挨拶に行きました。
感謝を伝えて、次こっちに観光で来る時は必ず立ち寄ります!と約束して。
とても温かい気持ちで新幹線に乗りました。
25日の夜に実家に到着。
26日の午後には事務職の面接が入っています。
面接を受けたその日の夕方に29日に二次面接を、と。
29日に二次面接行って、その場で採用して頂きました。
まさかこんなとんとん拍子に話が進むと思っていなかったので、拍子抜けです。
しかしこれで安心して新年を迎えられる🎵とも思いました。
そして……こんなあっさり就職決まると思っていなかったので、大晦日も元旦もタイミーを入れてしまっていました(最低二か月は無職覚悟していたので。笑)
ブラック精神はなかなか抜けないものです。
長い休みの状態は落ち着かないのです(笑)
そして今回の記事で伝えたいなって思ったことは、
自分の場所はひとつではない、ということ。
もしその場所でダメになりそうな時は、違う場所に飛び込んでみる。
わたしには他に行く場所なんかない、と決めつけないこと。
どこに行ってもダメだ。行ってみてダメだったらまた別の場所に行きましょう。
きっとどこかにあるはずです。
笑顔になれる場所、元気になれる場所、迎え入れてくれる場所が。
そんな場所は向こうから来てくれません。
自分がその場所から動き出さない限り、ぜったいに辿り着けないのです。
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