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多様性ゆえの怖さ

8月19日 (月)
連休明け最初の仕事は早番から。昨日の夜に読み終わったカツセマサヒコ『夜行秘密』の中の、チューリップというタイトルの章が印象に残っている。相手のことが凄く好きだけど決して分かり合えない部分から生じた大きな溝によって別れる時の感情のぶつかり合いが、どちらの考えにも納得する部分があって惹き込まれた。"自分の事をオープンに生きようという声が大きくなる度に、自分のところにも光が当たってしまいそうで怖い"という描写に、多様性という言葉が顕著に叫ばれる時代である現代ゆえの怖さもあるのだなと思った。夕方に歯医者さんの予約があり、帰りにアイスを買うことを決めて向かう。今回は何も痛い治療は無かったけど、親知らずの所が虫歯になっていたので治療してもらった。来週も逆側の親知らずの虫歯治療をしなければいけなくて、歯医者さんに通うと一気にお金が無くなるな、、、と今回もげんなりする。今日も機械のトラブル続きで休憩もろくに取れないまま残業だった恋人が仕事終わりに電話をかけてくれたのだけど、とても疲れてかなり元気が無く心配になる。晩ご飯の鶏肉のトマト煮込みが美味しくて幸せ。

8月20日 (火)
早番の時はいつも少し早めに起きて納豆ご飯を食べてから行こうと思うのに、結局眠くてギリギリまで寝てしまうので意思が弱い。小林早代子『たぶん私たち一生最強』を読み終わった。社会人になっても仲が良い高校時代からの女友達4人でシェアハウスを始めた勢いのままに、その中の2人が精子提供によって産んだ子供を4人で育てるという新しい価値観の小説。女4人が仕事や恋愛や結婚について思い悩む様はやっぱり面白くて、読みやすい文章のおかげもあってグイグイ読めた。この方の小説がもっと読みたい。今夜もトレーニングして偉いね。

8月21日 (水)
今日も蒸し暑い1日。夕方から接骨院で腰を解してもらい、電気をかけられながら気持ちよく寝る。次読む本は芥川賞を受賞した『サンショウウオの四十九日』。

大好きな芳醇さんのVlog
感性もお顔も言葉選びも素敵

8月22日 (木)
昨日と今日は出勤前に納豆ご飯を食べられたので達成感がある。自分で決めたことをちゃんと守れると、自信になったり気分が晴れやかになる。夜ご飯は丸亀うどん。

とろ玉うどん(大)と天ぷら2つ

8月23日 (金)
朝から少し身体がだるいような感じがあって、けど休む程ではなかったので普通に仕事に行く。今週最後の仕事を終えて帰宅する途端かなり怠さが増してきて、少しお夕寝してから体温を測ると37.6℃ の表示。せっかくの早番終わりのお休みなのに身体が怠くて本屋さんにも行けず、スーパーでお買い物だけして お家で大人しく本読みしたり寝たり。これは風邪でもなんでもなく、連休明け働いた1週間分の疲れが出ただけだと言い聞かせる。夜ご飯は楽しみにしていたキムチ鍋だけど熱と怠さのせいであまり美味しく感じられず嫌々食べてしまった。

8月24日 (土)
5時半頃に目が覚めて汗で身体中がベタついて気持ち悪かったので即シャワーを浴びた。熱は無いものの身体の怠さはまだ少し残っているけど、休みの日でこんな早朝にシャワーを済ませたことがないので嬉しい。昨日行けなかったので本屋さんに行き、君嶋彼方『春のほとりで』、千早茜『雷と走る』、Lily『オトナの子守唄』、麻布競馬場『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』、寺地はるな『声の在りか』と沢山買ってきた。

お昼ご飯は久々のカップ麺
レモン風味とか ゆず風味とかに弱い
本屋さんでパンどろぼうのフェアをやっていて
可愛くて思わず連れて帰ってきちゃった

8月25日 (日)
9時半頃におばあちゃんから荷物が届いて、おばあちゃんの実家で作っている南部せんべい(この間の帰省のお土産で恋人が凄く気に入ったので沢山送ってくれた)と、私へのお小遣いが入っていた。いつも本当にありがたい、、、。

近所のケーキ屋さんで午後のおやつタイム
小さいケーキにゴロッと大粒の苺と
たっぷりの優しい甘さのホイップがぎゅっと詰まってる

今読んでいるのは君嶋彼方『春のほとりで』。高校生の青春や葛藤が連作短編集として書かれていて、私の高校生時代の環境とは全然違うけど色々な事に悩む多感さはどの時代の高校生も同じなのかなと懐かしく思ったり。

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