SDGs×ビジネス(59):オリンピックのSDGs
みなさんこんにちは!
私はエネルギー企業で事業開発をする中で、エネルギー×SDGs×ブランディングの可能性について模索しています。
このnoteでは、それらの周辺知識の共有をできればと思い、自分の中での知識の整理と共有を目的に継続していきます。
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今回は盛り上がっているオリンピックからSDGsの取り組みを見ます!
メダルの話
オリンピックが始まりおよそ1週間が経ちました!新競技でメダルを取ったり、盛り上がっていますね!筆者にとっては卓球混合ダブルスの金メダルが印象的でした!
そんなオリンピックの話ですが、今回のオリンピックのメダルおよそ5000枚が、全てリサイクルの金属で作られている事をご存知でしょうか。
2017年から始まった 都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト は携帯電話やデジタルカメラ、パソコンなど小型家電を回収し、最終的に全国の90%を超える自治体の協力により、金32kg、銀3,500kg、銅2,200kgの回収となりました。
表彰台の話
オリンピックにおいてなくてはならないもの、東京大会の表彰台も実はリサイクルで作られています。
今大会の表彰台は、使用済みプラスチック(一部海洋プラスチックを含む)をリサイクルする形で作られています。
使用済みプラスチックは、大手総合スーパーの店舗、学校、関連企業、団体にて回収を行い、24.5トンが集まりました。
東京2020エンブレムコンセプトである「組市松紋」を立体化した側面デザインは、日本の伝統的デザインを幾何学的に発展させた現代日本を象徴するもので、伝統的な藍染めを想起させる色と合わせて、世界へ日本らしさを発信するデザインとなっています。
デザインの造形化は、慶応義塾大学の田中浩也教授のサポートを得て、精細なデザインをリサイクルプラスチックから3Dプリンタで造形する日本ならではの高い技術を取り入れたとのことです。
聖火リレートーチ
聖火リレーに用いられる聖火のトーチは東日本大震災における復興仮設住宅のアルミを再生利用する形で作られています。
復興五輪と位置付けた同大会において、仮設住宅が平和のシンボルへ姿を変え、世界に発信されることには復興に対して大きな意味があると思います。
スポーツとSDGs
東京オリンピックでは、上記の取り組みのみならず、木材を中心とした選手村など、SDGsに配慮する面が多く見られます。
東京オリンピックにおけるSDGsはこちらから確認いただけます。
将来にわたり、スポーツが世界の平和の象徴として残せるよう、オリンピックも時代に合わせたあり方にシフトしていかなければならないように感じます。
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