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もっと食うための現代大食技術論番外編

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2020年5月の記事一覧

もっと食うための現代大食技術論番外編第8回

 料理が不味いのも、好きなお店が閉店してしまうのも悲しいことですが、そういった話は仕方ないと割り切りやすいもの。本当に悲しいことはもっと別のところにあります。

 色々なお店を巡るグルメブロガーが料理の味以上に悲しい思いをする代表例が、「店員の接客の悪さ」ですが、そのことで不快になったことは一度もありません。幼い頃に不味い料理を食べ慣れて大概の外食が美味しいと感じるように、見知っている相手から面と

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もっと食うための現代大食技術論番外編第7回

 前回は「山手らーめん」閉店のお知らせでしたが、デカ盛り巡りを続けていて悲しいことと言えば、やはりお店が閉店してしまうこと。量が多くて安い。それでいて味も良いという、お客にとって優良店であるほど、お店の利益は減るので経営が成り立たなくなることも多々あります。こうしたお店ほど応援したいのですが、時間もお金も胃袋も有限なのでままなりません。

 「全国デカ盛りの旅」で紹介した中で、現在閉店が確認されて

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もっと食うための現代大食技術論番外編第6回「山手らーめん替え玉勝負」

もっと食うための現代大食技術論番外編第6回「山手らーめん替え玉勝負」

「苗場」「リトルショップ」「満留賀」と、学生時代将棋部の先輩方に連れて行ってもらったお店を紹介してきましたが、先輩方と行った回数が最も多い店と言えば、「山手らーめん駒場本店」。デカ盛り巡りがメインとなってからは御無沙汰でしたが、今年6月21日に閉店と聞いて当時のことを思い出し、急遽記事を書くことに致しました。

 学生が集まって食事をするとなれば大食い勝負になるというのはよくある話。将棋部では例年

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もっと食うための現代大食技術論番外編第5回

 こんにちは。麻雀の記事よりデカ盛りの記事が受けているネマタです。デカ盛りはインパクト抜群で、何より記事を書いていて楽しいので仕方ないですね(笑)

 しかし、デカ盛り巡りを続けていると、たまには悲しいこともあります。今回はそんな裏事情について少しお話させていただきます。

量が多いばかりで不味い?

 デカ盛り店は量が多いだけで味の方が…という話を聞きますが、案外そうでもありません。むしろ味の良

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