切り取って破ってきて
写真を撮って幸せも悲しみも切り取ることは大変容易な世の中になった。
しかし私たち人間はなんら変わっていない。
それを何度見落としてきたろうか。
今日も君は誰かがSNSにあげた写真を見て「ああ私の現実は、」と一気一憂している。
誰かが切り取った、嘘か誠か分からない、そんな写真に心を支配される。
そこで身動きが取れないでいることは、人間が進化しているどころか衰退させているようにも思える。
そう、僕らは切り取られたこの狭い仮想空間を破る必要があるんだ。
それも自分で気づいて自分の意思でもって。
先ずは何のために今自分がその場面を切り取ったのか、考えてみよう。
自分がいいなと思った幸せが、誰かの不幸せかもしれない。
押し付けるような、自分を認めてもらいたいような写真に心を支配されるなんて変だ、ね、君!
どんな場面も切り取ってもいい、だけどそこに閉じこもらず、支配されず、破って出てきてくれたらいいな。
そんでさ、出てきた君に会いたいと、そう思う!
今日もポエミー!おやすみなさい。
サポン!で世の中を変えることは難しそうです。しかしやってみる価値にかけてみたいと思います。