友達のためにできることとは。
「大切な友人が仕事で辛い思いをしている。辞める手助けをしたいけれど、遠慮されてしまって、結局美味しいものを送ることしかできなかった。」
この間、いつも見ているインフルエンサーの方が、SNSでこんなことをつぶやいていました。
このつぶやきの続きには、「あなたならこんな友人がいた場合どうしますか?」という問いと共に質問ボックスが添えられていたので、答えを送ってはいないものの、1日よく考えてみたんです。
そこで今回の自分語りのテーマは、「友達のためにできることとは」にしてみました!
仕事を続けることは簡単なことではない
私自身も、職場の人間関係にかなり悩み、もがき、苦しみました。また、仕事を辞めたいと嘆いている子は、常に周りに1~2人以上いる気がします。
この現実にぶち当たったときって本当に辛いんですよね。仕事って簡単にやめられないし、かといって、学校みたいに卒業できるわけじゃないから、定年まで40年以上この生活が続くのかと思うとゾッとします。
辞めたいと思っていても、職場の空気や上司の機嫌を考えると怖くて言えない。
そして、“辞めたい”と“辞めたいと言うことができない”の板挟みに遭ったとき、死んでしまいたくなる人だって少なくないんです。
私もその1人だったのだから。本当に追い詰められる。
社会人になるまでは当たり前だと思っていた「仕事を続けること」は、決して簡単じゃない。
なぜ本当にストレスに感じたとき辞められない?
最近の子は、叱ったらすぐに辞めてしまうと思っている人がいますが、自分がサレる側だったとき、辞めたいとか辛いとか思っていなかったんでしょうか?
ただ単に、今よりもっと自分を大切にできる環境じゃなかったから、辛いけれど何も行動できなかっただけなのでは?
頭ごなしに怒られ、人格否定されながらも、合っていない仕事を続けることは根性があるってことなの?それは誰のために生きているの?
一番タチが悪いのは、それを美談と捉えてあらゆる働き方改革を甘えと言い始めてしまうことだと思うんです。
だから辞められない。辞めること、よりよい環境を求めることをマイナスのイメージに捉えている人がとても多すぎる。
そして私も会社員時代はそう思っていました。ここで辞めたら負けたことになる。いやいや、誰に?というか何のための時間?
もし友達が職場で悩んでいたら
「そんなに辛いなら辞めたらいいじゃん」
私が職場で悩んでいたとき、一番言われてグサッときた言葉がコレ。
そんなことわかっているけれど、辞められないからこんなに悩んでる。正直職場の空気知らないくせに簡単に言うなよ。そう思っていました。
本気でストレスになり始めたときって、体調はもちろん精神状態だって正常じゃない。
相手からの思いやりだって素直に受け取ることができない。
だから今回のインフルエンサーの相談をみて、自分が友達のためにしてあげられることは結果的に“待っておくこと”しかできないと思いました。
相手が愚痴を言いたいときはいつでも聞くし、それ以外は仕事を忘れてしまうくらい楽しませる。それに尽きる。
そしてさりげなく伝えるんです。「勇気が出たら教えて。そのときは全力で助けるよ。」って。
きっと自分には揺るがない味方がいるってわかったら、もっと自分を大切にしようと思えるはずだから。
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