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地方でコピーライターって、何すんの?


一応(グループ会社とはいえ)大手広告会社の
クリエーティブ局に所属していたこともあり、
そしてわたしは営業時代、CR時代含め、
上司という上司に恵まれて育ったので、
世の中の広告制作にどんな人が携わり、
どんな風に作られるのが最適なのか、は
ある程度、見てきたつもりである。

大手の広告会社や制作会社ほど分業がキッチリしていて、
案件ごとにクリエイティブディレクター、デザイナー、
プランナー、コピーライターなどが
ずらりとアサインされて、仕事が進む。
関わる人数も、もちろんコンペも多かったりもして
制作開始からローンチまでの時間も長い。

そんな中、地方にいくほどその業態は曖昧で、


いわゆる広告代理店でも、
コピーライターはもちろん、プランナー、
クリエイティブディレクターすらも在籍していないことが多い。
しかも提案来週とか。なんでそんなスケジュールやねん。
どないすんねん。誰が舵とるねん。

そういうときに出番が来るのが、コピーの力だ。
別にコピーライターでなくても、
デザイナーやディレクターが
そのコピーの核となる考えを導き出す人もいるので、
一概にコピーライターが全てではないのだけど、
この核を最初に見つけて、前に出したものが主導を取る。
あっちに進めよというベクトルを示すことができれば、
むちゃくちゃ先の作業は楽になる。
あとはどう表現するかを考えればいいのだ。
まあ、ご存知の通り、
このベクトルは、なかなか見つからない。
誰も教えてくれないし、誰も助けてくれない。


つまりは、このベクトルを見つける力がないと
地方で仕事を続けていくのは、正直厳しいと思っている。

そんなわけで、今日も正直しんどい。



いただいたサポートで、ちょっと変な経験しにいってきます。