クニトミユキさんにインタビュー/noteは文章訓練の場・狙いは刺身?
企業のオウンドメディアなどに記事を書き続けて15年になるクニトミユキさんをゲストに迎え、60分1本勝負の「第5回サラ友オンライン談笑会」をゆうべ行いました。
リアルで何度も会っているミユキさんなので、もっとわちゃわちゃ飲み会みたいなノリになるかと思ってたけど、意外に真面目な話が多かったのは、私たちが「我が人生」をじっくり考える年齢になったからでしょうか。とはいえ、そんな落ち着いた大人が嬉々として刺身を語るのか。刺身? 謎解きはのちほど。
事前にこちらのnoteに私が書いた5つの質問、
これらの中で、特にnoteに関することを中心に、ミユキさんが語ってくれた話を抜粋してお届けします。
子どもの頃から絵や作文、感想文などを書くのが好きだったというミユキさん。そこから離れた時期もあったものの、mixiに綴り始めた日記が好評だったことに手応えを感じ、得意分野を活かしたライターとして現在活動されています。
2019年、ライター仲間の紹介で、最初は読み専としてnoteにアカウントを作成。著名人がnoteで遊んでいるのをただ眺めていたそうですが、noteのシンプルな画面が気に入って自分でも書くように。さらにTwitterアカウントと連携すると面白いと言われ試してみたところ、知り合いがたくさんできてnoteを積極的に楽しむようになったそうです。
登録から3年経ったいまは、おもに文章訓練の場として活用しているとのこと。これまで書いてこなかったテーマをあえて自分に与え、1本のコラムに仕上げるチャレンジをしているそうです。具体的にいま取り組んでいるのは、毎週木曜に更新している『一日一題』というシリーズ。
日頃気になるテーマやフレーズをメモに残しておき、そこから選んだトピックについて800字にまとめる訓練。扱いづらい題材をいかにすんなり読んでもらうかを念頭に、わかりやすく、読後に嫌な気持ちにならないよう工夫して書いているそうです。そう言われて過去の作品を読み直すと、「しこりを残す言葉」、「わかった上で、つかってる」、「オススメの祟り」など、確かにちょっとテーマとしては避けたい事柄が並んでいる。これ訓練だったんだ! と裏側を知って驚きました。書くプロなのに努力を怠らない。しかもそれをちょっとした遊びにして、自ら楽しんでいる姿勢がさすがだなと感心します。
もうひとつの取り組みがこちら。刺身を狙う話です。狙っているのはミユキさん。文章は関係ありません。ミユキさんが最近インスタでやけに魚の写真を披露しているのですよ。買ってきた状態と、調理中と出来上がった料理の写真を並べていて。
急にどうしたんだろうと不思議に思っていたのです。ミユキさん、グルメライターを目指してるのかと思って。そうじゃなかった。カラクリがわかりました。これです。
岡山で有名な「新鮮市場きむら」さん。ミユキさんのきむら愛は以前から存じ上げていたのですが、
このきむらさんが企画しているプレゼントキャンペーン企画に参加するためのインスタ投稿だったのです。抽選で5名さまに豪華お刺身盛り合わせが当たるらしい。きむらさんはスーパーなので野菜や肉も売っているのですが、インスタきむらの中の人の目にとまるべく、過剰なほどの魚しばりでぐいぐいアピールしているとのこと。ゾッコンLOVEなミユキさんの深い愛がきむらさんに届くよう願っています。
なんだか公私ともに楽しそうなミユキさんですが、私も初めて聞くような葛藤もあるらしく。揺れる心の内をかなりざっくばらんに語ってくれたので、ここからはオフレコ話としてサラ友メンバーさんに共有します。
最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。