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ソラ友マガジン版

「しらたま漫画劇場」や、創作にまつわる裏話などを収録したマガジンです。週に1回程度更新。メンバーシップ「猫野ソラ友の会」のメンバーさんは無料でお読みいただけます。
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記事一覧

主治医の休み/その他5本

最近あった出来事と、それについて思ったことを、いくつか並べていきます。 雑記です。 2年前に喉と食道にがんが見つかったウナさんが、定期的に検診を受けている。月曜が診察担当の主治医にこんな質問をしたそうだ。 「今月は3連休が2回ありますね。月曜が祝日の場合でも、先生は出勤されるんですか?」 「いいえ、僕も休みです」と主治医。 「ゆっくりできていいですね」とウナさんが言ったら、主治医が渋い顔をした。 「休みが2週も続いたら、3週めの月曜日に患者さんが殺到するんです。だから本当

心に残るドキュメンタリー映画/火事場の馬鹿力Part2

ドキュメンタリー映像が好きでよく見るんですけど、最近印象に残った映画を紹介します。アマプラビデオです。 『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』 リンダ・ロンシュタットってみなさんご存知ですかね? 1970〜80年代に主に活躍した超絶美しくパワフルな歌声を持ったアメリカのミューズなんですけども。ヒット曲がべらぼうにあるので、1曲でも聴いたらすぐに「ああ!」と膝を打つと思います。 YouTubeオフィシャルビデオより『ブルーバイユー』(LIVE版) 私

しらたま漫画劇場25「いくつになっても」/「面白かった」という感想

大型台風10号が、私の住んでる岡山にゆうべ最接近したらしい。ベッドに横になっていたら、バチバチバチと窓を叩きつける雨の音が聞こえてきてビビりました。すぐ寝入ったけど。 部屋に内窓をつけたら防音効果が素晴らしくて、激しい風雨が打ち鳴らす音もそこまで聞こえてこないんですよね。以前、家から徒歩5分ぐらいの場所で消防車が10台以上出動する規模の火事があったんですけども、まったく気づかずにリビングでウナさんとくつろいでました。 危機管理という側面から見るとちょっとヤバいかもしれませ

錯視画で脳と遊ぶ/火事場の馬鹿力

いきなりですが、こういう画像は好きですか? 同じ長さの横棒なのに、上は短く、下は長く見えるというやつ。 目の錯覚、というか、脳が錯覚して本来とは違う形状に見せているんですね。 画像はこちらのサイト記事からお借りしています。 株式会社LIGさん。「デザイン力×グローバルな開発体制でDXをトータル支援」する会社だそうです。DXはたぶんデラックスではないと思う。システム開発やWeb制作も行っている様子。 記事の下のほうに「noteで書く」というシェアアイコンがあったので、遠

猫が言いたいこと/舞台に残る

うちには猫が2匹いまして、最初は豆粒みたいにちっちゃかったのが、 10年経ったいまこんなです。 すっかりシニアですが、2匹とも若い頃とあまり変わらず元気。取っ組み合っていたかと思うと、毛繕いし合っています。 10年一緒に暮らしているうちに、2匹の行動パターンがなんとなくわかるようになってきました。例えば左のサビ猫。突然猿のように駆け回るときがある。興奮して毛を逆立てたあとは、ほぼ100%こてんと寝ます。だから猿っぽい=眠いとわかる。 一方で右の茶トラは時々、そばに来て

今夏の日常/猫と余談

オリンピックと高校野球。熱血スポーツ月間。 運動しない癖に観戦好きで、テレビに向かって毎日「うおー!」「マジか!」「体幹どないなっとんねん!」と叫びまくっております。エキサイティン! マンガを描く日々。描きながら耳で観戦。休憩中にモニター観戦。いまは女子ゴルフの山下選手を応援してます。男子の松山選手に続いてメダルGETできたらいいな。 夜はクーラー効かせた部屋で寝てますが、にも関わらず頭がすごく熱くなるんですよ。頭だけ汗をかく。どこかで拾った情報によると、脳にとっての最適

しらたま漫画劇場24「あの日の思い出」/例えるなら末廣亭

しらたま漫画の最新話を、ソラ友メンバーさんに先行配信します。そういえばまだ明かしてなかったなあと思って描いた、しらたまとだんごの出会いの話です。 去年のいまごろ描いた漫画を、明日無料公開しますね。これまでのアーカイブはマガジンからどうぞ。

胸熱アスリート/バッテリー

パリオリンピックが始まりましたね。 真剣に闘うアスリートの姿にはワクワクします。 昨日の柔道の試合前に、アナウンサーがある選手にまつわるこんな逸話を明かしました。4歳で柔道を始めた選手は子供時代は負けてばかり。そこで父親が自ら柔道を学び、見事黒帯を取る姿を我が子に見せて励ましたそうです。 子は柔道を諦めず、念願のオリンピック出場を果たして、初戦を突破しました。父親も応援に駆けつけていたそうです。何より嬉しかったでしょうね。 今回のオリンピックにまつわる読み切り漫画が、ジ

アマプラ映画/予期せぬ沼

日中ずっとiPadでマンガのネーム(絵コンテ)を描いているので、夜は目と手と頭を休ませたいのだけど、やはり何か創作物に触れたくて、よくアマプラの映画を見ている。テレビのモニターだとぼんやり眺められてよい。ソファでチューハイ飲みながら、猫とのんびりできるし。 ゆうべ見た映画の主人公は、記憶喪失の男だった。バスで終点まで寝過ごして車掌に起こされる。どこで降りるつもりだったのか? 家はどこか? 名前は? 男は何も答えられない。救急車で病院に運ばれて、そのまま入院となる。 同じよ

つくレポにハマった母/仕事とチャレンジ

料理苦手なDNAを私にたっぷり受け継がせた母から、たまにこんな写真が送られてくるようになったのですよ。 「お母さん、こんなに料理して一体どうしちゃったの!?」と心から心配していたのですが、その理由が判明しました。 料理が苦手な人って、誰かが用意してくれたレシピを見ながら作るんですよね。オリジナルレシピの在庫が自分の頭の中にないから。いまは膨大なレシピを動画付きで紹介してくれるアプリがたくさんあって、自分の舌にこれっぽっちも自信がない人には大変便利な世の中です。 母もアプ

干し魚認定/漫画の絵

3週間ほど前だっけ。JRの信号トラブルで電車が一時止まった影響で、出張中だったウナさんが車内に6時間の着座を余儀なくされるという災難に見舞われました。 予定を大幅に超過して無事に帰ってきたものの、翌日から腰に違和感。ぎっくり腰に似た痛みを発症し、冷やしたり温めたり痛み止めの薬を飲んだりしたものの一向に解消されないので、ついに近所の整形外科に助けを求めました。 この病院です。 5年前、足の裏が突然痛くなった私に、「フライバーグ病」という何やらおいしそうな病名を告げたS医師

しらたま漫画劇場23「しら中」/本気のさらけ出し

今日はソラ友メンバーさん向けに「しらたま漫画劇場」の最新話と、ちょっとした雑文(心の内)をお届けします。 無料公開中のしらたま漫画アーカイブは、今週末あたりに更新する予定です。フォローしてくださってる方はお楽しみに〜。

noteで得た(たぶん最後の)ビッグチャンス/ピントを合わせる

トップ画像の絵は「みんなのフォトギャラリー」にある「世界の美術館」から選んらゴッホの作品です。 最初、なんか適当に描いてんなあって印象を受けたんですが、色使いといい筆運びといい、あたりまえだけど超ゴッホ。 目を引くおもしろい構図の中に、通路を左側へ入ろうとしている人の姿が見えますが、こんなちっこい人物像なのに、この人の好奇心やドキドキ感が伝わってくる気がします。だだっ広い回廊の中にただ一人配置されたこの人物。 やっぱゴッホは只者ではない。 私は漫画を描いていまして、(

初めて体験した種類のコメディ/編集レポ

最近アマプラでハマってるTVドラマがあります。 『パトリオット〜特命諜報員ジョン・タヴナー』 アマプラに勧められました。 「あんた、このドラマ好きだと思うよ」 どうだろなあ。確かに気にはなる。特命諜報員というワードや、サムネに映ってる役者の陰気くさそうな表情。 気にはなるけど、ドラマはなあ。長いからなあ。と、ウォッチリストに入れた状態でずっとサムネだけ眺めていたのですが、アマプラがとても根気よく勧めてくるんですよ。 「あんたぜったい好きだって。試しに見たって損はな