マガジン一覧

【小説】連綿と続け (有料)

富山県を舞台にした物語。 51話から先はマガジンをご購入いただいた方のみご覧いただけます(¥200)

36 本
¥200

【小説】連綿と続け No.51

侑芽)どういうことですか? 富樫)それがねぇ、準備で集まった人らに、一ノ瀬さんが担当から外れて当日も来れんくなった事を伝えたら…… 富樫が事の顛末を説明している。 それはマルシェの参加者達から 不満の声が上がっているという内容だった。

16

【小説】連綿と続け No.52

すぐにスマホを確認すると、 待ち焦がれていた侑芽からのLINEだった。

13

【小説】連綿と続け No.53

離したくない、離れたくない。 あらためて思いを確認し、夜が明けた。 この日はマルシェの前日。 侑芽は会場設営に駆け回る。

13

【小説】連綿と続け No.54

開場前から続々と来場客が集まりだしている。 当初の予定では 来場者数は200名弱と想定されていた。 だがこの時点で 明らかにそれを上回ることが見えた。 富樫)これはえらいことになるが〜

14
もっとみる

書籍化作品

書籍化した作品についての記事をここに残します

新たな気持ちで

先日発売した【いつもの場所で】 今のところ8冊しか売れてないけど、 もしこれを見てくださる方の中に 購入者がいらしたら心から御礼申し上げたい。(unlimitedで読まれている方も) ほんまにおおきに、 ありがとうございます。 今回、3作目のセルフ出版で このスタートダッシュのつまずきに、 ものすごくへこんでいたのですが、 少数でも買ってくださった方がいて、 その方々のためにもまた頑張ろうと 心を持ち直せました。感謝です。 なので「8冊しか売れてない…」じゃなくて 「ど

14

出版のお知らせ

こんばんは 先日までカクヨムで公開しておりました 【いつもの場所で】の出版準備を進めておりました。 ようやく目処が立ちましたので 詳細のお知らせをさせていただきます。 前作、前々作と同様に Amazonより出版いたします。 発売日は紙書籍・電子書籍ともに 2024年10月11日(金)です。 電子書籍の方は予約注文の受付が始まりました。 紙書籍は発売日よりお買い求めいただけます。 (電子書籍の予約はこちらの本文下へ↓) ・ (あらすじ) 東京・多摩で生まれ育った門田

7

青森県を舞台にした 小説【祭りのあと】 〜追憶の旅で現れた男の子はあの頃の俺だった〜 追憶の旅で蘇る幼い頃の記憶と懐かしい人々と風景。青森市内各地や青森ねぶた祭、弘前、黒石の各街も登場 Amazonより発売中↓ https://amzn.asia/d/09WKdep

5

出版第二弾【祭りのあと】

こんにちは。 皆様いかがお過ごしでしょうか。 様々な出来事に不安を感じながらお過ごしの方もいらっしゃるかもしれません。 私もそのうちの1人です。 ですがこんな時こそ普段通りに過ごし、 目の前のことに集中したい。 そんな思いで出版第二弾となる作業を 粛々と進めております。 7月に発売した【潮騒に導かれて】も 徐々に羽ばたいているところですが、 この度、カクヨムで公開しておりました 青森県を舞台にした小説【祭りのあと】を 早ければ今月末(8月中)に出版する目処がたちまし

10
もっとみる

nekoの戯言

無名作家である私が日々の気づきやボヤきを吐き出す場所。言いたいことも言えないこんな世の中に言いたいことを言いまくります。

【小説】連綿と続け(50話まで無料)

富山県を舞台にした小説。 1話〜50話までの無料分はこちら。 51話以降は有料マガジンへ

連綿と続け・あらすじと登場人物

題名: 連綿と続け (あらすじ) 東京都八王子市で生まれ育った一ノ瀬侑芽は 大学を卒業し、富山県の南砺市役所に就職が決まった。 南砺市では人口と観光客が年々減少し、その回復が急務となっていた。 その為には地域の人々の協力が必要となり、その間に入る担当者として新人の侑芽が選ばれる。様々なことに苦戦する侑芽であったが、足を運ぶうちに地域の人々の暮らしぶりやそれぞれの思いを知り、観光だけに頼らず地域の為に何か出来ないか、という思いが芽生えてくる。始めは厳しい態度であった彫刻職人の

22

【小説】連綿と続けNo.1

富山県南西部にある南砺市で とある男女の運命が動きだした 2021年4月1日 南砺市役所・入庁式 市長)え〜、富山県の中でも、我が街は世界遺産に認定された五箇山を有する市です。そやから実質、立山や黒部よりも世界的に有名な土地ながです。やさかい皆さんには誇りをもって、さらなる市の発展に貢献していただきたい。そんな風に思うとります。 市長である壇之浦虎吉の 長い訓話を聞かされている新規採用職員達。 皆、真新しい黒いスーツに身を包み、 真剣な面持ちで市長の話に耳を傾けている。

20

【小説】連綿と続けNo.2

侑芽は一抹の不安を覚えながら 車窓から流れる景色を見つめていた。 そこには日本の原風景とも言うべき風景が広がっている。 砺波平野は庄川と小矢部川に挟まれた扇状地で、 そこかしこに水路がひかれ田畑を潤している。 その水田に点在するのが農家の屋敷で、 屋敷を囲む木々の事を"カイニョ“または"カイナ”と言う。 スギやアスナロ、 ケヤキといった大木や柿の木やカエデ、 ツバキなども植えられている。 これは強風や吹雪、 夏の強い日差しから家を守る屋敷林だ。 そんな話を富樫がわ

17

【小説】連綿と続けNo.3

侑芽と高岡は富樫に連れられ 八日町通りにある純喫茶「あいの風」に入った。 席に着くと店主の庄司礼子が声をかけてくる。 礼子)おっ、富樫くん!いらっしゃい。久しぶりやね〜 富樫)ご無沙汰しとります!もう、くたびれてしもたさかい、ちょっこし休憩させて〜 礼子)ええに決まっとるちゃ!それよりこちらのかいらしい(可愛らしい)お嬢さんらは? 富樫)あぁ、そやった!この2人はね、今日から入った新人さんで、一ノ瀬さんと高岡さん!可愛がってやってね〜!意地悪せんでよ〜? 侑芽・高岡

20
もっとみる

旅行記(四国)

小説を書く傍ら日本各地を旅しています。ご当地小説を書いているので、物語になる風景を探して様々な土地に参ります。こちらは四国編第一弾、高知の旅です。ゆくゆくは九州、山陰山陽、関西、北陸、東北など地域ごとのマガジンを作る予定です。

8 本
¥100

【旅行記】高知旅① 東京から足摺岬を目指して

はじめに 高知県を舞台にした自作 【潮騒に導かれて】のセルフ出版に向けて 現地に取材や許可取り、撮影に行っておりました。 先日帰ってきて ようやく落ち着いてきたので、 note、カクヨムの更新など 随時再開してまいります。 初めましての方のために、 軽く自己紹介です。 私はもともとインスタグラムで 二次創作やオリジナル作品を綴っておりました 無名の小説家で nekonomimi(ネコノミミ)と申します。 主に日本国内の地方を舞台にした 現代ドラマを書いております。

24

【旅行記】高知旅②中村駅から足摺岬

目的地である足摺岬に向かうには、 中村駅から路線バス もしくはレンタカーに乗り換える必要があります。 (お金持ちはタクシーという選択肢もあります) 私は今回、足摺岬に3泊したのですが、 この中村駅近隣にも宿はたくさんあります。 中村は土佐の小京都と言われている街で、 見どころも多く、この辺では一番大きな街なので不便はありません。 ですが私は足摺岬の朝も夜も味わいたかったので、宿は3泊とも足摺にしました。 移動の効率を考えるとバスだけでは厳しい。 ということで最初の3日間

33

【旅行記】高知旅③あしずり温泉郷 民宿西田

目的地の足摺岬に到着し、 早々に宿に向かった。 宿は足摺岬のバス停から 車で数分走った場所にある【民宿 西田】さんだ。 絶景を目の前にした あしずり温泉郷にある温泉宿で、 今回ここに3泊しました。 駐車場もあり ここなら水平線がよく見える。 クチコミもよく即決だった。 案の定、最高だった。

24

【旅行記】高知旅④2日目 足摺岬周辺

高知旅2日目。 朝5時に目覚めると ちょうど日の出の時刻で、 部屋の中にまで日差しが届き 気持ちよく目覚めました。 七時頃、朝食のおにぎり弁当が届くというので、 それまで朝風呂に入ったり、 ウッドデッキでストレッチをして 有意義な時間を過ごせました。 もしも取材旅行でなければ ここでひたすら海を眺めるだけでもいいと そう思えるほど素晴らしいお宿なので、 日々時間に追われているならば、 温泉と景色を楽しむだけでも心が休まると思います。 何もしないというのも有りです。 読

7
もっとみる