千早茜『人形たちの白昼夢』を読んで
みなさん、お昼寝って、好きですか?
私はロングスリーパーかつ、昼休憩に20分くらいは寝ている人間なので、結構好きです。
職場から・仕事から少しだけ解放されて眠る、あの感じ。
ランチを食べた後のデスクでほっと息をつく、あの感じ。
大好きです。
ただ、そんな時に観る夢に限って、自分の未来を暗示しているような不可思議な夢を見たりするんですよね。
これは短編集で、最初の一章で人形師の人形たちが物語るものなのかなと思っていたのですが、どうやらそうではなく、私たち一人一人が持つ白昼夢のことらしいです。
どこか未来を予感したり、暗示しているような不可思議な夢。
それでいて、醒めたときは現実らしい現実に戻っていて、なんだ、と仕事を続けるような。
そんな不思議な短編集です。
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