売上が上がらない時こそ原点回帰「自分の会社の商品を愛していますか?」
「いいね」を購入につなげる。短パン社長の稼ぎ方4日目。
私の周りに、この本どころか、短パン社長を知っている人がいなく、面白くない。
(私もつい先日まで知らなかった身ですが)
なので週明け、朝礼の一言コーナーで言いふらして、仲間を増やします。笑
これまでの振り返り
①「ボクがやったSNSでの売り方」
②「この人から買いたいに至るまで」
③確立した「ケイスケオクノヤ」という業態
今日の要約は、こちらです。
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第四章
信頼を稼ぐからお金を稼げる
DMにしろ何にしろ、商品に見合った売り方がある。
僕と同じようにやったつもりでも、できていないことが多い。
それはサービスを前面に出して、売ろうとしている人が多いから。
自分の商品・サービスを愛していない。
ファッション関係に勤めている人は、自分のスタイリングをやりがち。
それを居酒屋で例えると、飲めない人にビールつぐようなもの。
僕はケイスケオクノヤの短パン欲しい人でも、すね毛が濃いとか、足が太い人には、買っちゃダメだよ。と言うことがある。
2016年、オックスフォードのシャツをはじめてXLサイズでつくった。
大阪で講演をした時の参加者に、シャツを買った人の名前を見つけた。
同じ名前なのが気になっていて、会場で「油田さんいます?」と聞いてみた。
手を挙げた人をみたら、その人は太っていた。
懇親会のときに「油田さんはXLでも着られないだろうから、あのシャツを返してくれませんか?もちろん返金するから」と聞いた。
すると油田さんはこう言った
「ケイスケオクノヤを着られるように、今からダイエットするので、待ってもらえませんか」
半年後に会った時、彼はダイエットに成功していた。それも38キロ!
パーソナルジムに通い筋トレで痩せたらしい。周囲から俺も痩せたい!と言われアドバイスするようになった。
それが高じて、今ではトレーニングジムを運営している。最近ではボディビルの大会に出るようになった。
1枚のTシャツを着るための行動で人生が変わったわけです。
めちゃくちゃ感動した。
僕の強みは、お客さんの顔がわかっていること。
Facebookのグループでは、買った服の投稿や、洗濯の方法、コーディネイト方法、保管方法など、悩んだらここに投稿するようになっており、僕がその質問に答えている。また、購入者同士がアドバイスしあってもいる。
つまり、このグループは「コミュニティ」になっている。
思いが先か、売るのが先か。どっちが大事か、もうわかるよね。
ケイスケオクノヤを売り出したとき、顔の見えないお客さんは、Facebookでどんな投稿しているか調べて、手紙を書いた。
美容師なら「洋服屋と似たような仕事ですよね」とか。
アドバイスを求めてくる人には僕のマネをしろというけど「ポロシャツ社長」にしようかとか言いはじめる。マネはそこじゃない(笑
商売をやっている人の多くは、お客さんを選ぶというところまでいけないという。それは関係性をつくるよりも、売ろうとしているから。
関係性が先。売るのは後でよい。
オクノヤケイスケは、ユニクロに比べたら有名じゃないけど、友達みたいな関係になっているお客さんからすれば、圧倒的に「安心感」がある。
僕は、本名で発信することにもこだわっている。
オンデーズ社の新人研修でも同じことを言っている。ファンになった人が、その人めがけて、実際にメガネを買いに行くことをできるようにするため。
結局宣伝じゃないか!って言われたら、まだ関係性ができていないということ。
「オンデーズの〇〇さんではなく、〇〇さんのオンデーズになろう」
同じ洋服やの経営者には、後継者として、仕方なくやっている人がいる。
その人に「何がやりたかったの?」と聞くと「カフェをやりたかった」と。
「やればいいじゃん」と言っても「うちは洋服屋だから」と言う。
今は本屋だってカフェと一緒になっている。
自分の商品やサービスに愛を持つと同時に、お客さんにも愛を持って接すること。
見返りを求めない本当の愛。一心不乱に夢中になってギブしてみる。そうすると、見返りを求める気持ちはどっか行ってしまう。
それで騙されてもしょうがない。すべての人と仲良くなれるはずがないし、仲良くする必要もないのだから。
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改めて読んでも良いなぁ。
今日の学び。
「お客さんと商品を愛し、コミュニティで関係性を構築する」
自分の会社の商品やサービスに愛を持っている人って、それを生み出した人や、成功体験がある人、偉い人等に限られることが多い。
また、売上がいかないと、商品が悪いとか、お客さんの予算がとか、私は頑張ったとか、他責にしたりもする。上司は、何で売れないの?何件商談したの?どんな提案したの?と詰める。そして売上悪くなると会議が増える。
お客さんのところに行かないから、余計売れなくなる。
お客さんのことを考えているけど、うまくいかない。
そんなときは
「自分の会社の商品を愛しているか?」
って、聞かないとだ(自分の心にも)
もし、Noだったらどうするか考えた。
・自分で使ってみる。
・自分でつくってみる。
・自分で良いところを書きだしてみる。
単に仮説検証をしたり、カタログスペックや噂だけで語るのではなく、自分ごとにして、良いことも、そうじゃないことも踏まえて伝えるぞー!
今日はここまでー。
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