〈それ〉がない日記㉟
20240220
〈それ〉は昨日の夜に読んだ本に挟んだままだ。
恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を夜な夜な読んでいた。朝はバタバタしているので、そんなことに気づく余裕もなく、あっ・・・と思ったのはお昼ぐらい。給食の肉みそおでんを食べているときだった。〈それ〉は結構、必要なのになぁ。
何やら今日は「凪」な1日。みんな落ち着いておる。卒業まであと20日と迫っていることが影響しているのかどうかは分からないけれど。学習中はもちろん、歌を唄うときも、休憩中の雰囲気も、よい。まぁ、何って子どもは子どものままで居られたら、それでよい。
放課後もそれなりに「凪」。何事もなく帰る。体操教室へお姉さんをお迎えに。今日はあたたかい(気持ち悪いほど!)1日だったからか、たくさん汗かいてたくさん水のんで、気持ちが晴れている模様。だから口数の多いお姉さんです。よいよい。体を動かすって、大切ね。
目下、言葉を見つめる日々。参加させてもらっているプロジェクト(いつお披露目かしら?)のキャッチコピーづくりに頭を悩ませる。コピーライターってすごいのね。ただただ響く言葉だったり、耳当たりのよいフレーズだったり、リズムがよかったりする文だけではないのね。その企業なりなんなりの意図がはからずも明確に、強すぎずにはっきりと伝わる。コトバで見えないものを見えるように、創る。敬い。
ゆっくりお風呂に入って思い出す。〈し〉だ。本に、しおりのように挟んでいた〈し〉を回収する。家事を全部終わらせたら今日はまだ22時!日本酒でも呑んじゃおうかな。グルグルしながら、コトバと遊ぼう。コトバで遊ぼう。つくしちゃんも、ゼロくんも、すっかり夢の中。せっかく図書館で予約していたおくはらゆめさんの絵本が2つ届いたから、あしたは読み聞かせしましょうね。まだ読んでいない紙芝居もあるし。
それじゃあ、また。
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