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「言葉ノート」で元気になる朝

今朝は久しぶりに、
「言葉ノート」を開きました。

好きな言葉に出会ったとき、大切にしたい言葉に出会ったときに書いているノートです。

パラパラとページをめくっていると、忘れていた大切なことにたくさん気付くことができます。

「日日是好日」森下典子


読了は2022.7.23と書いてあるので、約1年前に読んだ本です。

目次を読むだけでも、ハッとさせられました。

第一章 「自分は何も知らない」ということを知る
第二章 頭で考えようとしないこと
第三章 「今」に気持ちを集中すること
第四章 見て感じること
第五章 たくさんの「本物」を見ること
第六章 季節を味わうこと
第七章 五感で自然とつながること
第八章 今、ここにいること
第九章 自然に身を任せ、時を過ごすこと
第十章 このままでよい、ということ
第十一章 別れは必ずやってくること
第十二章 自分の内側に耳をすますこと
第十三章 雨の日は、雨を聴くこと
第十四章 成長を待つこと
第十五章 長い目で今を生きること


たくさん書き写したページ


私は、改めて人間の心のサイクルという、もう一つの季節を感じた。茶室が開放されたり、閉じられたりするように、人の心も季節によって変化する。開く、閉じる、また開く・・・。そのサイクルが「呼吸」のように繰り返される。
世の中は前向きで明るいことばかりに価値をおく。けれど、そもそも反対のことがなければ、「明るさ」も存在しない。どちらも存在して初めて、奥行きが生まれるのだ。どちらが良くどちらが悪いというのではなく、それぞれがよい。人間には、その両方が必要なのだ。

(P200〜201)



ここ最近、陰と陽について考えることがありました。そういうことを考える時は、だいたい自分が陰の時だったりします。

誰かが陽のサイクルのときに、自分が陰のサイクルに入っているとき。
その人と自分を比べて落ちこんだり、なにもかもがダメなように感じてしまうことが私はよくあります。

でも誰にだって陰のときと陽のときはあって、このサイクルをただ繰り返しているだけ。

そう思うと、陰のときも悲観し過ぎず、陽のときも楽観し過ぎず、心の波を少しでも穏やかにしながら生きられるんじゃないかな。

そうしてそれを繰り返しながら、気付き成長しながら、この本に書いてあるような「奥行き」がきっとうまれるんですよね・・・。

今朝は、過去の自分が書いたノートに救われました。鬱々としてしんどかった心が上を向いて、ゼロに戻った気がします。
もう一度、この本も読んでみようと思います🍀



今日も素敵な一日になりますように♡
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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