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自分のまいたもの。 『PERFECT DAYS』 #映画
都市は満載の棚だ。
ぎゅうぎゅうの押しくらまんじゅうに小さな空間をどうにか見つけては、人やモノを詰め込んでいくことを繰り返している。
外国人監督が日本文化を描いたときに、どこかズレや違和感を感じることってあるじゃない?
冒頭、役所広司演じる平山が目覚める部屋が映し出されて数秒で思った。
畳、きれいすぎるだろ。
物も少なくて異様にすっきりしている。
うわ〜ジャパンな感じのきれいな部屋を用意しすぎて
ものすごい●要素。『君たちはどう生きるか』
『君たちはどう生きるか』を観た。
主人公と同じように、中学生のころ母親から『君たちはどう生きるか』を渡されて読んだ(内容はほとんど覚えてない)。そして同じようにその母はもういない。
難解だという感想をよく聞く印象がある作品なので、よほど淡々としたアート寄りな映画なのかと覚悟して観に行ったのだけれど。
むしろ話の流れは起伏もあってちゃんと観やすかった。
もちろんわからない部分はあるけれど(たい
わたしが母に「大好き」と言えるまで。『ジェーンとシャルロット』 #映画
母に病気が見つかってから、わたしたちは別れるときに毎回ハグをするようになった。
親とハグ。やってみれば簡単じゃん。抱き合うたびに母がだんだんやせ細っていくのがわかる…とかいうとそれっぽいのかもしれないけれど、実際のところ治療初期の変わり幅がいちばん大きく、基本的にずっとがりがりに痩せてこわれそうだった。
「ジェーン様〜シャルロット様〜」とかミーハーにキャッキャできたらいいか、くらいの気持ちで『ジ
走るポニョを見た。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』 #映画
上映後、「すごい人たちがたくさんお金使って人を集めて(監督3人もいる)本気出したらこんなにすごいのかー!」と一文字残らずクチパクしたかのようなニセの記憶が呼び覚まされる大作。圧倒。スパイダーマン知識なくても前作観てなくてもだいたいOK。
昨年のマルチバースものの代表である『エブエブ』の上映館では、さまざまなマルチバースのトンマナに合わせて色々なポスターが掲示されていた。
アニメーション作品である