詩のようなもの「浮遊」
ビルのガラス窓が青い空を映している
水面のように輝き揺らぐ
悠々と泳ぐ飛行機
ぐにゃりくねりくねり
ぐにゃりくねりくねり
クジラのように浮遊している
わたし海の底にいるのかな
高層の海面がゆぅらゆら
ぼんやり滲んでキィラキラ
空はこんなに晴れているのに
わたしの心はちっとも晴れない
わたし悲しみの底にいるのかな
浮遊できずにとどまったまま
交差点で立ち止まったまま
ぐにゃりくねりくねり
ぐにゃりぐにゃりぐにゃり
心が潰されていくよ
高層の海面の奥は闇
空はこんなにも美しいのに
いいなと思ったら応援しよう!
いつも読んでいただいてありがとうございます^^