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メタルは地球を救う!異星人に魂のビートをたたき込め!「がるメタる!」

最近はけっこうアニメも見るようになりまして。

で、こちらのアニメもどハマりしました。


「ぼっち・ざ・ろっく!」と言うコミュ障こじらせた陰キャ全開の主人公「ひとり(ぼっち)」がちやほやされたくはじめたギターで、ギタリストとしてバンドを組む、と言うストーリー。

詳しい内容は、博士におまかせします(笑)

ぼく、「音楽はロック」一本。
世間でどれだけポップが流行ろうと、なにが聞かれていようと「奥田民生」だけ聴いていました。

ライブもたくさん行きましたし、「ぼっち」のような妄想もした事もあります。

民生に影響され、ギターも買いました。
どうしても弾きたい曲があって、それこそ夢中でギャンギャンギターかき鳴らして民生になるべく、指から血が出るまで弾きまくってました。

3年弾いて一曲も弾けないことに気がつき、ぼくのギタリストとしての人生は終わりを告げます。

でも音楽家としての日々は、全くムダではなく、音楽の聴き方が大きく変わるキッカケにもなりました。

なんとなくメロディラインだけ聴いていた音楽が、「ギター」のサウンドを注意しながら聴くことで、幅が広がったように思えます。

で。

奥田民生は「バンドサウンド」がメインなので、ギターの他にも楽器がたくさんあります。

ある時流れで友達と自然消滅したバンド組んで「ドラム」叩くようになりました。

それからはロックを聴くときは「ドラム」を意識するようになり、音楽との聴き方がより濃いものになっていきます。

「ぼっち・ざ・ろっく!」は正真正銘のロック。

ドラムもですが、ギターサウンドがすごくかっこいい。

久々にガツンとやられ、眠っていたロック魂に火がつき、iTunesで曲を買ってしまいました!

ふつふつと湧いてくるバンドへの憧れ。
あの頃の青春(?)の日々…。

まぁぼくはゲーム一筋でもあるのですが。

そこで!

2018年発売!

「がるメタる!」

めちゃくちゃハマっていたリズムゲーム!


ストーリーはコミック方式で進んでいきます。

ある日地球からのボウガイデンパのために同胞たちが壊滅させられたという、逆恨み(?)された異星人にカラダと魂を合体させられた主人公が、メタルのチカラで地球を救うと言う壮大なストーリー。

メタルとはロック音楽のジャンルのひとつで、大分激しい音楽。

主人公の女子は優等生なのですが、メタル部に所属しておりドラム担当です。

バンドサウンドの土台になる大切なパート。

一方的に宣戦布告してきた異星人と戦うため、やるっきゃない!と決意します。


ちなみにカラダを動かすのは男子で、女子は魂だけになっています。

このゲーム。曲に合わせてJoy-Conを振って(ボタン操作とタッチ操作もあり)ドラムを叩きます。

リズムゲームではあるのですが、完全にフリー操作に近い。

まず音楽ゲームにあるタイミング良くボタンを押す「ノーツ」と呼ばれるバーがありません。

ライブ前の練習モードでは、演奏する楽曲をメンバーと共に練習できます。

曲を聴き込み練習あるのみ。


基本的には「右」「左」「両方」だけの操作なので、そこまで複雑なことはありません。



お墨付きに浮かれてはいけません。

そう。

本番には「リズムのお手本」が表示されません。

目による補正が効かないので、カラダに覚えさせる必要があります。

カンタンなパターンであっても、曲を聴き込むことにより、同じ一曲の中での浮き沈みや盛り上がりを意識して「変化」させる。

まるで本当にロックを演奏しているかのような高揚感。

ジャンジャン叩き込んで異星人を撃退しましょう!


メンバーは自分含め5人。

ヴォーカルはいません。いわゆるインストバンド。純粋に楽器の音だけで勝負します。

全員個性的で、メンバーとのイベントもこなすことにより、戦い(ライブ)が有利になります。

ライブはスコア制で、1パートごとに刻んだリズムに得点が入る仕組み。

長い曲もあれば短い曲もありますが、「イントロ」「Aパート」「Bパート」「サビ」などに分かれており、さらに一小節ごとに区分されています。

世の中のロックがこんなにも細分化されているなんて、面白いですよね。



いざ!

ぶっつけ本番でもある程度のスコアは稼げますし、なんならノーマルモードでストーリークリアもできます。

難易度も高くなく、ゲームの雰囲気を味わうだけならそれとなく振っているだけでもOK。

ただ。

なんかすげーカッコ悪い。

自分だけかも知れませんが、これはねーわw
と言いたくなりますよ。

まずリズムがズレることによる曲の崩壊度がハンパない。なんの曲なのか、それぞれが一生懸命弾いている曲がどんなロックなのかわかりません。

そして合わせすぎる事により全く合わなくなってくる焦燥感。

誰に合わせるのかとか、曲のパートに合わせるのかしどろもどろしている内に曲は後半戦に。

みんながそれぞれの世界に浸りはじめ、バラッバラのロックを奏でる悲しみ。

メンバーも全くアガらず、静かな時間が流れる。

このままではバンドサウンドの醍醐味、「一体感」が全く得られず、なにしにここにきたのかさえ見失います。空回りがだんだんと恥ずかしくなってきますね。

悲しいほどリズム感のなさ。

あぁ…帰りたい…。


全員が盛りあげる!

しかし反面上手く決まってくると、とにかくアガります!メンバーの熱も伝わって、ガンガン振りたくなる!

画面は派手に脚色され、オーディエンスは爆上がりし、メンバーはカラダを揺すり出し、各々熱くなってきます!

会場をアゲルのはドラムスティックを持ったあなた!

会場全体が熱くなり、全員がサウンドに酔いしれる。ハコ(ライブハウスのこと)でのライブに近いかも知れません。

しかし!

テンション上げすぎるとまたリズムが狂って来るので、カラダは熱くなってもココロはクールに。

音に対して異星人は敏感なので、少しでも狂ってくるとガクッと落ちます。

ライブ前に曲を聴きあさり、どのようなパターンで演奏するのかが肝。

ポイントの高いリズムパターンはあるのですが、真骨頂は、どれにも属さないオリジナルパターンだったりも。

まぁズレたリズムは加算されませんが、アドリブこそがライブならではの楽しみ。

自分なりのアレンジにメンバーが乗ってくれた時はエモ言われぬ感動がありますよ!


2話が大好き。

ストーリーもだいぶ凝っていて、一話毎のサブタイトルもグッとくるんですよ!

それに終盤にかけてのメンバーの頼もしさも増してくるし、みんなで悪を倒そう!メタルの力を信じよう!みたいな明るいノリが、ロックしてる!んです。

生きるとはロックでメタル!

メタルロックマンみたいですね(笑)


最後では少し切ない展開にもなりますが、爽やかな終わり方でしたし、能力の引き継ぎもありますから、やり込み要素も十分!



セーブスロットがチケットというこだわり。

「ポップしなないで」ならぬ
「ロックしなないで」に溢れた「がるメタる!」

君だけのリズムを叩き込むのはまるで格闘ゲームのようです。

音楽やるとわかりますが、楽器の演奏ってすごく体力が必要。


時代問わず人々を笑わせ楽しませてくれる演者の方々には尊敬せずにはいられません。

「ぼっち・ざ・ろっく!」で
久々に魂揺さぶられるロックを聴きました。

iTunesでアルバム買おうと思います!
名曲ありがとう!

しかし、最後に買ったiTunesの楽曲は
「中川翔子」の「ドリドリ」でした!

何年前よ…。

ポケモンXYのアニメの時じゃん。

セレナ版欲しかったんだよねぇ…。


今回のお話しはおしまいです。
最後まで読んで下さりありがとうございます!

コケでした〜。


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