![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124241045/rectangle_large_type_2_d68535069e142af96b99f44881847437.jpeg?width=800)
『インディゲーム』こっそりとオトナになる。「こっそり召喚士-サモナー-」
勇者ちゃんはたびにでた。
わるものをこらしめるたび。
勇者ちゃんはひとりで旅にでた。
おのれの幼さも知らずに。
ははは感動した。
「尊重するわ勇者ちゃん!」
「でもおそなすぎるわ勇者ちゃん!」
ははは勇者ちゃんの後を追うことにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1702274056794-4KAfyBfmD4.jpg?width=800)
ははは『召喚士(サモナー)』
強力な召喚獣を呼び寄せることができる。
勇者ちゃんが倒そうとしている
モンスターなど相手ではない。
しかしモンスターを倒してしまっては
勇者ちゃんの尊厳を損なってしまう。
勇者ちゃんはじぶんの手でモンスターを
倒したいのだ。
ははは勇者ちゃんに
こっそりついて行く旅にでた。
![](https://assets.st-note.com/img/1702274305116-Km5n8MKz7a.jpg?width=800)
勇者ちゃんをみつけたはは。
目の前にはモンスターがいる。
このままでは勇者ちゃんはやられてしまいそう。
はははこっそりと手伝う。
![](https://assets.st-note.com/img/1702275324255-OcaatQQCxs.jpg?width=800)
魔導書から召喚獣を呼ぶ準備を始めるはは。
急がねば勇者ちゃんが来てしまい、大ピンチ。
やられてしまっては
モンスターを倒す"ジシン"も失ってしまう。
ははの役割はあくまで"手助け"
モンスターを弱らせる"だけ"
倒してしまってはいけません。
トドメは勇者ちゃんのお役目だから。
![](https://assets.st-note.com/img/1702275314888-fZVlWAeZ3y.jpg?width=800)
弱ったモンスターへと足を進める勇者ちゃん。
弱ってはいてもモンスターはモンスター。
やり合っては勝ち目がない。
ははは勇者ちゃんが『一撃で』
仕留められる程度に留めなければならない。
モンスターを倒しながら
ジシンをつけ歩みを進める勇者ちゃん。
モンスターなんか敵じゃないね!才能あるかも!
こっそりとははがついてきていることも知らず
勇者ちゃんはモンスターをなぎ払い続けました。
彼はこっそりとオトナになろうとしています。
「勇者はモンスターなんかに負けないんだ!」
ステージ最奥まで進み
"ジシン"をパワーに変える勇者ちゃん。
待ち構えるボスにジシンを叩き込む!!
![](https://assets.st-note.com/img/1702275624560-ArQv8jDgiF.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1702275624560-jA2ZaJMS6V.jpg?width=800)
ははが見守る中勇者ちゃんは
必殺の一撃ワザを開放する!!
ははが驚く中、見事撃破した勇者ちゃん。
さらに驚くことは勇者ちゃんは倒したモンスターを"仲間"にできる!!
![](https://assets.st-note.com/img/1702275856201-xpkln7RQ3l.jpg?width=800)
どこぞの魔物使いもビックリだが、
なんと起き上がり仲間にしたそうにみているわけでもない。2人の間にあるそれは、死闘を繰り広げたお互いへの敬意だろうか。
倒してモンスターを仲間にして
ジシンをつけて"お家に帰ってくる"勇者ちゃん。
ははは、こっそりモンスターを"魔導書"に
書き込み、使役する。
すこしずつ手強くなるモンスターを
『こっそり』弱らせておいてモンスターを
倒す勇者ちゃんに"ジシン"をつけてあげる。
そしてモンスターは決して"敵ではない"ことを
知って欲しい。それがははの旅の目的。
しかし。
勇者ちゃんはまだ知らない。
![](https://assets.st-note.com/img/1702276258510-yNNpEA5OqG.jpg?width=800)
わかり合えないこともあることを・・・。
絶望を味わった勇者ちゃんは
こっそりオトナになっていくのでした。
"こっそり"とエリクサー販売中!
コケでした〜。
サポートいただけるなんて奇跡が起きるのかは存じ上げていませんでしたが、その奇跡がまさかまさかに起きました!これからありがたくゲームのオトモ代(コーヒーとかお茶)いただけると大変喜びます。サポート設定ってあなどれないぜ…。